がん医療の新たな道を切り開く、メディカルノートと日本がんサポーティブケア学会の提携

株式会社メディカルノートが、一般社団法人日本がんサポーティブケア学会との間で情報発信に関する連携協定を締結しました。両者が持つそれぞれの知見や資源を融合させ、がん支持医療に関連する情報を幅広く社会に届けることを目的としています。

提携の背景

メディカルノートは、設立以来、医療関連学会や協会との連携を進め、多角的な医療情報の発信に努めてきました。この広範なネットワークが、一般の人々にとって重要な病気から希少疾患に至るまでの疾患啓発活動の基礎となっているのです。

日本がんサポーティブケア学会は、がんに対する支持医療の質を向上させ、がん患者が抱える苦痛のない社会の実現を目指す団体です。支持医療とは、がんの治療に伴う副作用を適切に管理し、患者の生活の質を高めるためのケアプロセスを指します。これにより、がん診断後の様々な治療段階において、患者とその家族へのサポートを含む幅広い医療が提供されます。

学会の活動内容

日本がんサポーティブケア学会は、がん治療に関連して必要な知識をもった多様な専門職が集まり、質の高い支持医療の普及に取り組んでいます。医師とそれ以外の専門職との構成割合がほぼ同等であり、医療者だけでなく患者やその家族にも積極的に関与していただくことが求められています。これは、患者教育や市民の参加を促進し、より広範な知識が共有されることで実現されます。

今回の提携により、メディカルノートは日本がんサポーティブケア学会の活動を幅広く社会に伝える役割を果たします。また、インターネットを通じてがんに関する信頼できる情報を発信する専門性を活かし、正確で有益な支持医療を普及させることに貢献していく考えです。

メディカルノートとは

株式会社メディカルノートは、「医師と患者の架け橋になる」ことをビジョンに掲げています。医療に関するあらゆる情報がアクセスしやすい社会を目指し、一般生活者や患者向けの医療情報メディア「Medical Note」を運営しています。専門家の知見や最新のエビデンスに基づいた信頼性の高い医療情報を提供しており、がんをはじめとする多様な疾病に対しても深い理解を持っています。

具体的には、約4,000名の医師や医療従事者の協力を得ながら、病気や症状に関する情報を分かりやすく解説。また、Yahoo!検索やGoogle検索とも連携して情報発信を行い、多くの利用者に届くよう努めています。