AIで進化する働き方
2025-06-17 13:33:25

AIを活用したナレッジマネジメントの強化に向けた新たな協業

株式会社PKSHA Technologyとキンドリルジャパンが新たな企業協業を発表し、AIを駆使したナレッジマネジメントの革新に向けた取り組みを強化します。この協業は2025年6月17日から実施され、企業の従業員エクスペリエンス(EX)とエンゲージメント向上を目指します。

特に注目されるのは、「PKSHA AI ヘルプデスク」と呼ばれるPKSHAのサービスを基に、キンドリルのデジタルワークプレースサービスが組み合わさる点です。これにより、AIが実装された新たなサービス形態「AI-BPaaS」として、ヘルプデスクの業務を効率化し、従業員の生産性向上を図ります。

従来、この分野ではSaaSモデルによる自動化が進んでいましたが、複雑な業務が増える中、企業特有のナレッジやノウハウが不可欠という課題が浮き彫りになりました。キンドリルの「People Readiness Report 2025」によると、日本のビジネスリーダーの85%が、従業員がAIを効果的に活用できる準備が整っていないと感じていることが明らかになっています。

この状況を受けて、PKSHAとキンドリルは、AIの高度な自動化と人の判断を組み合わせたアプローチ、つまりHITL(Human in the loop)の手法を用いることにしました。この方法論は、これまでのBPaaSモデルの業務の標準化や効率化に加え、企業独自のノウハウを活かすことで業務プロセスを最適化します。

AI-BPaaSでは、企業におけるヘルプデスク業務を支える新たな仕組みを提供し、迅速に最適な回答を得られる方法を模索します。この革新により、問い合わせにかかる待機時間や対応時間を短縮し、従業員のエクスペリエンスを一層向上させることが期待されています。

PKSHAは、AIによる自動応答と有人による対応をシームレスに融合させ、企業内での問い合わせプロセスを自動化するAI-SaaS「PKSHA AI ヘルプデスク」を展開しています。また、キンドリルはデジタルワークプレース領域での長年の経験を活かし、同様の方向性で企業の成長を支援しています。

今回の協業においては、セミナーも開催される予定です。テーマは『AI×人』で進化する未来の働き方。デジタル変革とAI活用がどのように企業の競争力を高めるのか、その具体的な手法や成功の秘訣について詳しく解説される予定です。多くの企業にとって、AI-BPaaSは新しいビジネスプロセスの答えとなるかもしれません。

両社は、今後もこのパートナーシップを通じて、企業の人材戦略におけるAIの活用促進を図り、より良い労働環境の創造に貢献していく所存です。プレスリリースや公式サイトでも、AI-BPaaSの詳細が確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社PKSHA Technology
住所
東京都文京区本郷 2-35-10本郷瀬川ビル 4F
電話番号

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