千葉県広報研究会設立セッション、成功裏に開催
2024年7月18日、千葉県商工会議所ホールにおいて、千葉県内の産官学の広報担当者約100名が参加した「千葉県広報研究会」の設立記念オープニングセッションが盛況のうちに行われました。このイベントは、千葉日報社とその子会社である千葉日報デジタルが主催し、参加者に広報業務に関する心構えや具体的なPRの手法を学ぶ機会を提供しました。
中元会長の挨拶
セッションの冒頭では、千葉日報社の代表取締役である中元広之会長が挨拶を行い、参加者に向けて、日頃業務に取り組む広報担当者が抱える課題を解決するためにこの研究会を積極的に活用してほしいとのメッセージを伝えました。彼は、「広報の力が地域を強くする」と信じており、会員が協力し合い、情報発信の活性化を図ることに期待を寄せました。
基調講演と実践的なノウハウ
基調講演には、まくら株式会社の代表取締役である河元智行氏が登壇し、「地域を強くする/会社を強くする「広報の役割」とは?」というテーマで広報の実践方法について語りました。河元氏は、プレスリリースを活用した経営手法にフォーカスし、「広報が地域の魅力を引き出し、発信していくことが重要」と強調。彼の言葉に多くの参加者が共鳴し、熱心にメモを取りながら講演を聴き入っていました。
名刺交換会での交流
講演終了後には、参加者同士が名刺交換を行い、今後の研究会活動を通じて共に学び合う仲間との交流を深めました。さらに、運営事務局からは今後の研究会の方針や活動内容が説明され、特に8月下旬に開催予定の「企業広報分科会」と「自治体広報分科会」への参加が呼びかけられました。
分科会の開催について
千葉県広報研究会の設立を機に開催される初の分科会は会員限定で行われます。企業広報分科会は企業や業界団体、医療機関などに所属する広報責任者、自治体広報分科会は市町村や地方公共団体などの公的組織担当者を対象とします。具体的には、8月に2回ずつの開催が予定され、それぞれの課題や今後学びたい内容を自由に意見交換し、解決の手がかりを探ることを目指します。
千葉県広報研究会の概要
「千葉県広報研究会」は、地域社会や企業の成長を支援するために、広報担当者が気軽に情報を共有できる場として設立されました。この研究会では、リアルイベントやメールでの情報案内、個別相談など多様なプログラムを展開し、会員からの意見を反映しながら活動を広げていく予定です。入会は無料で、企業や自治体などに属する個人が参加可能です。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
この取り組みを通じて、千葉県内の広報活動が一層活性化され、地域社会の発展に寄与していくことが期待されます。