新時代の観光体験を提供する『QUICK TRIP』
レシップ株式会社が提供するモバイルチケットシステム『QUICK TRIP』が、2024年8月1日から新たな予約機能を実装しました。この機能の追加は、観光やイベントにおける体験の利便性を大幅に向上させるものです。
チケット予約機能の背景
『QUICK TRIP』は、事業者が簡単に多様なチケットを作成・販売できるプラットフォームとして2024年3月に提供を開始しました。特に、企画券や綴り券など、多様なニーズに応じたチケットの形態が注目され、多くの事業者から支持を受けています。しかし、それに伴い販売枚数の管理やユーザー情報の取得、さらにはキャンセルポリシーに関する要望が寄せられていました。こうしたニーズを受け、レシップ社は迅速に新機能を追加することにしました。
新たな予約機能を利用することで、事業者はリアルタイムで予約数や利用者の動向を把握し、必要に応じた対応が可能になります。予約内容の変更やキャンセルはオンラインで行うことができ、事業者と利用者双方の負担を軽減することが実現しました。
予約機能の具体的な内容
1. 残席管理と価格設定
事業者は、各便やイベントごとに残席数や価格を設定でき、需要に応じた柔軟な価格付けが可能です。たとえば、休日と平日、S席とA席で異なる価格を設定することができます。
2. ユーザー情報の取得
予約時に代表者名や連絡先を取得することができ、必要に応じてカスタマイズ可能な備考欄も設けています。これにより、事業者はユーザーとより良い関係を築く基盤を持つことができます。
3. 複数のキャンセル規定の設定
これまでは1種類のキャンセル規定しか設定できませんでしたが、今回のアップデートにより、複数のキャンセル規定が設定可能です。例えば、3日前には10%、前日には50%のキャンセル料が発生するなど、より柔軟な運用が可能になりました。
4. 窓口および電話予約対応
スマートフォンを利用できないお客様にも対応できるよう、窓口や電話での予約受付に対応しました。残席数は自動的に更新されるため、オーバーブッキングの心配もありません。
5. 予約者の確認機能
タブレットやスマートフォンを利用して、現場で予約者の確認を行うことができます。これにより、運賃の収受状況や予約者情報をリアルタイムで確認し、スムーズな運用が可能です。
『QUICK TRIP』の特徴と利便性
『QUICK TRIP』はインバウンド観光客にも使いやすいモバイルチケットのサービスです。ダウンロードが不要なWEBアプリを利用して、乗車券や施設入場券をデジタルで発行することができます。更に、事業者側でも簡単にチケットを作成できるため、観光業の新しい形を提案します。
このように、レシップ株式会社の『QUICK TRIP』は観光業の効率化を図り、利用者にとってもストレスの少ない体験を提供するために日々進化しています。今後の取り組みにも注目です。
会社情報
レシップ株式会社は岐阜県本巣市に本社を置き、1953年に設立され、主にバスや鉄道用の電装機器の製造・販売を手掛けています。観光業界に特化した新しいソリューションを通じて、業界の皆様を支援しています。