相撲の魅力を世界に広げる新しいエージェンシーの誕生

新たに誕生した「SUMOエージェンシー」の魅力

日本の伝統文化である相撲は、その力強さや美しさだけでなく、文化としての深みも持っています。そこで注目されるのが、相撲を専門にした芸能事務所『SUMOエージェンシー』です。この法人は、相撲界での経験を活かした元力士たちが集まり、相撲の魅力を広めつつ、彼らのセカンドキャリアを支援する取り組みを行っています。

事務所設立の背景

『SUMOエージェンシー』は、代表取締役で元力士の田代良徳が立ち上げました。テレビや映画、CMなどでの豊富な経験を持つ田代は、元力士たちと共に新たな夢を追いかけることを決意しました。相撲を愛する彼らが、引退後のキャリアを築く場を提供することが目的です。

現在、田代の他に、Netflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ -聖域-』で猿谷役を演じる澤田賢澄など、元力士としての特長を活かし、さまざまなメディアで活躍中の10名のタレントが在籍しています。

世界に広がる相撲文化

今後、所属タレントたちは、日本国内にとどまらず世界中に相撲の魅力を広めることを目指しています。たとえば、元大関の小錦がプロデュースする「SUMO＋SUSHI」といった相撲体験ツアーや、映画、ドラマなど多岐にわたるメディアへの出演を通じて、その存在感を示していく予定です。

昨年から海外向けに設立した「SUMO Agency」は、すでに多くのオファーを受けていますが、さらに注目すべき点は、国内向けにもWEBサイトを開設し、各種イベントやメディアへのオファーを受け付け始めたことです。

代表取締役田代良徳の想い

田代は、相撲を通じて培った経験をもとに、新しいキャリアを模索する仲間たちの受け皿を整えるというミッションを掲げています。彼が目指すのは、元力士たちが相撲文化の伝道師となり、日本の伝統を世界中で広めることです。

「明け荷」に込めた夢

田代は、力士が「ふんどし担ぎ」と揶揄される背景を語りながら、どの力士もいつかは自分の「明け荷」を持ちたいと夢見ることに言及しました。ここから、新しい事務所の名前に込められた意味や願いが生まれました。『株式会社オープンボックス』という名のもと、元力士たちが安心して働ける環境を整え、オファーを受けられる仕組みを作り上げる努力を続けていくと、彼は強く信じています。