ナビタイムが大型車向け休憩地点提案機能を開始

休憩地点提案機能で安全運転をサポート

株式会社ナビタイムジャパンは、2025年9月26日から法人向け地図・ルート検索API『NAVITIME API』に新機能を追加します。この機能は、大型車向けのルート検索APIにおいて、運転者が適切に休憩を取るための「休憩地点提案機能」です。

休憩時間に基づく提案

本機能の大きな特徴は、運転者が連続で走行できる時間に応じて、休憩地点を自動的に提案することです。具体的には、運転者が設定した連続走行時間（2時間から4時間）に応じて、適切な位置にあるサービスエリアやパーキングエリアなどを推奨します。これにより、ドライバーはルートを走行する際に、必要な休憩をしっかりと確保できるようになります。

法律に準拠した安全運転の促進

運転者の労働条件に関しては、厚生労働省が定めた基準に基づいて、4時間ごとに30分以上の休憩を推奨しています。『NAVITIME API』の新機能は、この基準に従った計画的な休憩取得を支援します。新機能の導入により、トラックドライバーの安全運転が促進され、事故の発生を防ぐ効果が期待されています。

物流業界のニーズに応える

この機能は、大型車ルート検索を利用する顧客の要望を受けて開発されました。実際に、大型車ルートと提案される休憩地点を一度のリクエストで知ることができ、効率的な運行計画が可能となります。このような取り組みを通じて、ナビタイムは物流業界のニーズにしっかりと応えています。

NAVITIME APIの多様な活用法

『NAVITIME API』は、ナビゲーションやルート検索などの機能を簡単に業務システムやアプリに統合できるサービスです。自動車や公共交通機関に対応した機能を持ち、交通費精算や配送経路の最適化、店舗案内など多岐にわたる用途で、多くの企業の業務効率化をサポートしています。

ナビタイムのオフィシャルウェブサイトでは、これらの機能の詳細や導入方法に関する情報を提供しており、興味のある方はぜひご覧ください。

ナビタイム API の物流関連機能紹介サイト