多様な視座で世界を捉えるアート展「I SEE, YOU SEE」開催

新しい年の始まりを彩る「I SEE, YOU SEE」展

2026年1月7日から3月2日まで、東京都中央区銀座のHERALBONY LABORATORY GINZA Galleryで「I SEE, YOU SEE」という名のグループ展が開催されます。この展示では、作家のmarina、大路裕也、前田貴の3名が参加し、彼らの独自の視点からアートを通じて世界を表現します。

展示の概要

「I SEE, YOU SEE」は、同じ景色や音を共に見聞きしながらも、それぞれの人がどのように異なる感受性を持っているのかを探求する内容です。生物学者ユクスキュルの「環世界」の概念に基づき、私たちはそれぞれ違った世界を生きています。本展の作家たちは、自らの視覚的な体験を基にした作品を通じて、訪れる人々に新たな観点を提供してくれます。

- 会期: 2026年1月7日（水）〜3月2日（月）
- 場所: HERALBONY LABORATORY GINZA Gallery（東京都中央区銀座2丁目5−16銀冨ビル1F）
- 営業時間: 11:00-19:00
- 定休日: 火曜日（祝日の場合は翌日）

作家紹介

marina

東京都出身のmarinaは、12歳から創作活動を始め、独自の「文字のようなもの」を使った作品を展開しています。古代の碑文や宇宙の暗号を思わせるタイポグラフィで、観察者ごとに異なる解釈を促します。彼女の作品は、その流れるような筆跡によって新たな物語を語りかけてくれるでしょう。

大路裕也

滋賀県在住の大路裕也は、2009年から「やまなみ工房」に在籍し、独特のスタイルで人物や動物のモチーフを描き出します。彼は音楽を聴きながら制作し、作品に対する彼自身の演出を見せます。大胆な再構築を通じて、彼のアートは予測できない色や形に変化し、観る人に新しい体験を提供します。

前田貴

埼玉県の前田貴は、日常の身近なモチーフを使い、写真から「分解」したものを独自のアプローチで再構成します。彼の作品には、写真の色味から解放された生き生きとした色彩が表現されており、描くことを通じて感じる歓びが感じられます。

展覧会とイベント

会期中には作家在廊イベントも予定されており、1月11日（日）にはmarina、2月21日（土）には大路裕也が在廊し、直接作品について語る機会があります。参加費は無料ですので、ぜひ足を運んで、作家とアートに触れる楽しい時間を過ごしてみてください。

新しい年の始まりに

新しい年の始まりに、展覧会「I SEE, YOU SEE」は、私たちに自分自身の色で世界を見るきっかけを与えてくれます。アートを通じて自己を再認識し、異なる視点から様々な世界を見ることができるこの機会をお見逃しなく。

ぜひ、あなたの目で、耳で、作品たちの語りかけを体感し、心の中に新たな視点を持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
詳しくはHERALBONY LABORATORYのウェブサイトをご覧ください。