エア・ウォーター北海道とトラスコ中山が災害時協定を締結し防災力を向上

エア・ウォーター北海道とトラスコ中山、協定締結で新たな防災体制を構築

エア・ウォーター北海道株式会社とその関連会社、エア・ウォーター産業・医療ガス株式会社は、トラスコ中山株式会社、そして北海道と共同で「災害時等における物資・資機材等の供給に関する協定」を締結しました。この協定は、災害時の物資供給体制を強化し、住民の安全を高めることを目的としています。

背景

北海道では近年、地震や風水害といった自然災害が頻発しており、これに対する備えが急務となっています。さらに、武力攻撃などの非常時にも対応できる体制の構築が求められる中、エア・ウォーターグループとトラスコ中山が連携することで、地域防災力を向上させる取り組みが始まりました。

トラスコ中山は、物資の保管を行い、全国各地に物流拠点を持つ企業です。これに対して、エア・ウォーターグループは産業用ガスや医療ガスの供給を通じて地域事業を展開しており、そのノウハウを生かして迅速な物資供給を実現します。

協定の内容

この協定は、以下のような内容に基づいています：
1. 災害時の物資供給：迅速かつ円滑な物資供給体制の構築。
2. 物流の活用：トラスコ中山の物流拠点を利用し、必要な商品を供給。
3. 運搬体制の整備：エア・ウォーターグループによによる運搬体制の確立。
4. その他の協力：その他、協定目的を達成するために必要な事項。

これにより、災害時において必要な物資や救援機材をワンストップで供給できる体制作りを目指します。行政側だけでは難しい迅速な対応が期待されています。