上條一輝、ホラー作品『深淵のテレパス』で3冠達成！

上條一輝、三冠達成の快挙！

ホラー好きにはたまらない話題が舞い込んできました。2024年8月16日に発表された上條一輝著『深淵のテレパス』が、宝島社が発行する『このホラーがすごい！ 2025年版』において国内編の第1位を獲得しました。この受賞で彼は、すでに獲得していた第1回創元ホラー長編賞とベストホラー2024国内部門の1位と合わせ、見事に3冠を達成しました。

この作品は、会社の部下に誘われオカルト研究会のイベントに参加した女性、高山カレンの物語です。ある怪談を聞いた日から、彼女の日常は不気味な怪現象に悩まされることになります。追い詰められたカレンは、あしや超常現象調査の二人組に助けを求めるのですが、そこから展開される恐怖の数々が描かれています。恐怖と共に、個性的なキャラクターたちが物語を彩り、単なるホラーにとどまらない深みを持つ作品に仕上がっています。

実力派作家たちの賛辞

この作品は様々な著名な作家や書評家から称賛の声が寄せられています。
作家の梨さんは「背筋が伸びるような傑作です」と絶賛し、ライターの朝宮運河さんは「合理的検証のプロセスが、恐怖や絶望感を強めている」と述べました。さらには、オモコロ編集長の原宿さんが「冒頭の怪談が本当に変で、ずっと頭の隅に残り続けています」とのコメントを寄せ、作家の芦花公園さんは「ラストまで読むとめちゃくちゃ気持ち良いです」と感嘆の声を上げました。このように、作品に対する評価は非常に高く、多くの読者を惹きつけています。

期待の続編も！

さらなる注目は、6月30日に刊行予定の続編『ポルターガイストの囚人』です。この作品も早くも期待が高まっており、書店員からは「前作より怖さ120%増し」といったコメントが寄せられるなど、恐怖の深化が期待されています。物語は、あしや超常現象調査の芦屋晴子と越野草太が新たな依頼を受けるところから始まります。彼らがどのような超常現象に立ち向かうのか、そしてどのような恐怖が待ち受けているのか、今から目が離せません。