360トンの廃棄石けんが命を救う!
一般社団法人Earth Companyが、2024年9月4日(水)から新たに始めるクラウドファンディングは、360トンの廃棄石けんをリサイクルし、80万人の難民に支援を届けるための取り組みです。特設サイトには、プロジェクトの詳細が記載されています。
これまで、世界各地で下痢症で命を落とす子どもたちの数は、毎日およそ2,195人にも上ります。この背景には、衛生環境の悪化があります。特に、劣悪な衛生状態で暮らす難民たちにとって、石けんは生活を守る貴重な資源です。
廃棄石けんのリサイクル
Eco-Soap Bankの代表サミール・ラカーニは、未使用のまま廃棄される石けんをリサイクルし、難民に届けるプロジェクトの重要性を強調します。これにより、日常的に接することができる衛生的な環境が整えられ、感染症の予防にもつながります。
資金目標は970万円(約64,000米ドル)。この金額が集まれば、工場での生産量を倍増させることができ、360万個の石けんをバングラデシュとタンザニアの難民キャンプに届けられます。
なぜ今支援が必要なのか
国連機関であるUNHCRとIOMからの要請を受け、Eco-Soap Bankは80万人の難民に石けんを提供する必要があります。今後、このプロジェクトを進めるためには、リサイクルするための効率化が必要です。そのためには、新しい製造機械が必要不可欠な要素となります。
プロジェクトの果たす役割
この取り組みは、廃棄石けんをリサイクルするだけでなく、難民の糧ともなります。計画では、360トンの廃棄石けんを有効活用し、その結果、年間で最大1,200万個の石けんを製造可能になります。地元の経済的な困難を抱える女性たちを雇用することで、地域経済の revitalization も促進します。
現在も多数の難民が、石けん不足による感染症の危険にさらされています。このプロジェクトの成功が、彼らの衛生環境改善に大きな一歩をもたらすことでしょう。さらに、調査によりますと、過去に石けんを配布したロヒンギャ難民キャンプでの風邪や発熱が26%減少したことが確認されています。
ご支援のお願い
Earth Companyのクラウドファンディングページを通じて、あなたもこのプロジェクトに参加できます。投資金は、直接的に石けんの製造や配布に使われ、80万人の命を守る手助けとなります。
このプロジェクトを通じて、世界の衛生環境改善に貢献できるチャンスです。
ぜひ、私たちと一緒に未来を創り出すための一歩を踏み出してください!