児童労働撤廃を議論
2025-06-03 10:43:55

国会で開催!児童労働撤廃に向けた院内集会の全貌

国会での児童労働撤廃を目指す院内集会



2025年の児童労働ゼロを目指す国際的な取り組みが進む中、6月12日に衆議院第一議員会館で「児童労働反対世界デー」に合わせた院内集会が開催されました。この集会は、NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが運営する児童労働ネットワークの主催で行われ、国会議員や国際労働機関(ILO)、日本国際協力機構(JICA)、企業、NGOの関係者が一堂に会しました。

児童労働の現状と課題



国連の持続可能な開発目標(SDGs)では、特に目標8.7で「児童労働を2025年までに終わらせる」と掲げています。しかし、2020年の推計によると、約1億6,000万人の子どもたちが世界で児童労働に従事しているとのことです。この痛ましい現実を前に、6月12日には国際労働機関が新たな推計数を発表する予定ですが、2025年のゴール未達が懸念されています。

集会の特別プログラム



院内集会は、第一部から第三部まで構成され、啓発活動やパネルディスカッションが行われました。最初の部分では、国会議員や国際機関の代表が挨拶をし、群集の前で写真撮影が行われました。次の段階では、国際機関から見た児童労働の状況と課題についての説明が行われ、その後アフリカの児童労働問題に対する市民や企業、政府の取り組みについてのパネルディスカッションが開催されました。

市民の参加とアクション



この集会には報道関係者だけでなく一般市民も参加することができ、共に児童労働撤廃のための具体的なアクションを考える場となりました。参加者は自身の意見やアイディアを共有し、ネットワークを広げることができました。

ストップ!児童労働キャンペーン



特に注目される取り組みとして「ストップ!児童労働キャンペーン」があります。このキャンペーンでは、SNSで「レッドカードアクション」が行われ、子どもたちに対する児童労働の撲滅を訴えました。参加者がレッドカードを持った写真を投稿することで、1枚につき100円が児童労働に取り組むNGO団体への寄付となります。

連携の重要性



児童労働ネットワークは、さまざまな団体や個人が連携してこの問題に立ち向かうための重要な役割を果たしています。このネットワークには、児童労働をなくすことに強い意志を持つNPOや労働組合などが集まり、協力して活動しています。集会の後、参加者が集まってアクションプランを練り、各自の役割を再確認する姿が見受けられました。

結論



この院内集会は、児童労働問題に対する新たな認識を呼び起こし、参加者に行動を促す機会となりました。2025年までの目標の達成に向けて、今後も市民、政府、企業、国際機関が手を取り合い、共同の努力を重ねていくことが求められます。


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会社情報

会社名
NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
住所
東京都世田谷区南烏山6-6-5安藤ビル3階
電話番号
03-6321-8948

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