『芙蓉城の検屍官』
2025-11-06 16:21:28

中華ミステリー『芙蓉城の検屍官』が11月6日に発売!

中華ミステリー『芙蓉城の検屍官』が11月6日発売



株式会社ポプラ社から、新しい中華ミステリー作品『芙蓉城の検屍官』が、11月6日(木)に発売されます。この本は、唐の時代、繁栄を誇る「芙蓉城」こと成都を舞台に、新米エリートの検屍官・李黎明が不審死事件に挑む姿を描いています。

物語の主人公、李黎明(り・れいめい)は、まだ二十歳の若者で、難関の科挙試験を見事に突破した優秀な検屍官です。しかし、彼が赴任する先の成都では、彼を指導する隆起(りゅうき)から冷たく扱われ、初日から辛い環境に直面します。

ある日のこと、豪商の不審死が報じられます。全身から血を噴き出す異様な死体を見た隆起は、これを呪詛と確信し、現場にいた異民族の青年・葦幹(アシタル)を呪いの源だと誤って逮捕してしまいます。李黎明は、この事件に納得がいかず、単独で真相を追求することを決意します。彼の捜査は、やがて数々の驚くべき真実と向き合わせることになります。

サスペンスの魅力


『芙蓉城の検屍官』は、文化や歴史の中で生まれる人間ドラマとサスペンスを見事に融合させた作品です。全身血だらけの商人、井戸に転落した遊郭の女主人、自然死として片付けられた三人の少女など、遺体に隠された真実が物語を駆り立てます。事件は次第に複雑になり、登場人物たちは予想もしない結末へと繋がる道を歩むことに。

著者の相田美紅(あいだ・みく)は、2014年に講談社X文庫ホワイトハート新人賞でデビューし、以後、多くの作品を手がけてきました。今作でも、その緻密な描写と魅力的なキャラクターの造形は多くの読者を引きつけることでしょう。また、装画は人気イラストレーターのさくらもちさんが担当しており、視覚的にも楽しませてくれます。

コミカライズ決定


発表なったばかりですが、早くも『芙蓉城の検屍官』はコミカライズが決定しました。漫画は少年画報社『ヤングキングラムダ』12月号から連載をスタートする予定で、漫画版を手掛けるのは『六人の嘘つきな大学生』の大沢形画(おおさわ・がたが)さんです。原作ファンはもちろん、漫画新作を楽しみにしている方々にも期待される展開です。

書籍情報



文学とアートが交錯する『芙蓉城の検屍官』。新たな中華ミステリーが、あなたを異世界の謎に誘います。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社ポプラ社
住所
東京都品川区西五反田3丁目5番8号JR目黒MARCビル12階
電話番号
03-5877-8101

関連リンク

サードペディア百科事典: 芙蓉城 相田美紅 中華ミステリー

Wiki3: 芙蓉城 相田美紅 中華ミステリー

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。