地域交流上映会
2021-12-14 17:48:01

ミニシアターの魅力を探る地域交流上映会が開催決定!

地域交流上映会がミニシアターの魅力を届ける



日本各地で独自の映画文化を育んできたミニシアター。その魅力を深く掘り下げる地域交流上映会が、12月19日から横浜と大阪で開催されます。このイベントには、映画監督の濱口竜介や湯浅政明をはじめとする著名な監督たちがゲストとして参加し、特別トークや上映会が行われます。最新作の上映を通じて、参加者は映画の背後にあるストーリーや制作秘話を聞くことができます。

アメリカン・ブッダの哲学を持つミニシアター



大阪のシネ・ヌーヴォでは、2010年に行われた上映会から生まれた「月夜釜合戦」をフィーチャーします。コメディタッチのこの作品は、大阪の再開発が進む街を舞台に、人情劇として描かれます。監督の佐藤零郎と主演の川瀬陽太が登場し、作品に込めた思いを語ります。

京都みなみ会館からは、『夜は短し歩けよ乙女』が上映されます。人気作家・森見登美彦の作品をもとにしたこのアニメーション映画は、京都のリアルを描いており、湯浅政明監督が魅力的に映像化しています。吉田由利香館長が、観光地としての京都だけでなく、その裏側にある実際の生活を語ります。

神戸の情熱



神戸の元町映画館では、カンヌ映画祭4冠を達成した濱口竜介監督の『ハッピーアワー』が上映されます。この映画は、神戸で生活する女性たちのストーリーを描いており、林未来支配人がその魅力について語ります。特に、登場人物達の日常がどのように神戸の街によって影響を受けているのかを探る貴重な機会となります。

横浜の文化発信



横浜シネマ・ジャック&ベティでは、私立探偵濱マイクをテーマにした『我が人生最悪の時』の上映が行われます。横浜が舞台のこの作品では林海象監督が登壇し、映画の魅力を語ります。地域に根ざしたこのような作品を通じて、横浜が持つ独自の映画文化を知ることができるでしょう。

特別トークでの感動をシェア



また、上映会の合間には、地域の支配人や館長たちによるクロストークが行われます。彼らは、ミニシアターを運営する中での苦労や喜びを共有し、関西ミニシアターを今後どう盛り上げていくかについて熱く語ります。

上映スケジュールとチケット情報



12月19日から20日、そして26日にはそれぞれの映画が特別上映され、入場無料のトークショーも充実しています。チケット料金は、一般1500円、学生やシニアは1100円からで、事前予約が可能です。

映画の力で人々が集まり、文化を育むこのイベントは、映画ファンだけでなく新しい観客にも開かれたものです。この機会に、ぜひ映画の奥深い世界を体験してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
横浜シネマネットワーク
住所
神奈川県横浜市鶴見区諏訪坂14-32鶴見マンション205
電話番号
090-9648-5837

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