先日、アディーレ法律事務所の弁護士が茨城県の鹿島高等学校附属中学校で職業講話会を実施しました。このイベントは、中学生がさまざまな職業人の話を通じて自らの将来について考える良い機会となっており、多くの生徒が興味を持って参加しました。
アディーレから参加した力久翔太弁護士は、まず事前に行ったアンケートを元に、生徒たちの弁護士に対するイメージや疑問に答える形で講話を進めました。弁護士に対する一般的な誤解として、法律を全て暗記していると思われがちですが、力久弁護士は意外な事実を伝えました。
「実際には、法律は必要な時に六法全書などを参照し、暗記しているわけではありません。ピアノを弾くときに楽譜を見るのと同じ感覚です。基礎を理解していれば、いざという時に対応できます」と彼は話しました。
さらに、実際の裁判で「異議あり!」を叫ぶ場面がほとんどないことや、ドラマや映画とは異なる現実の弁護士業務について説明し、生徒たちの興味を引くことに成功しました。また、仕事のやりがいについては、相談に来る人々が抱える問題に寄り添い、しっかりとサポートできることの喜びを強調しました。
その後、弁護士として社会でどのように貢献できるかを話し、自身が弁護士になるまでの道のりを語りながら、人生で大切なのはバランスの取れた能力ではなく、自分自身の得意なことを伸ばし、苦手な部分を周囲と補い合うことだと伝えました。
「人それぞれやりたいことは違っていて、それが社会を豊かにすると思います。あなたたちも、今の自分の能力を信じ、伸ばしていってください」と呼びかけました。
講話会終了後には、生徒たちから感謝の言葉が多数寄せられるなど、アディーレの活動が学校教育にプラスの影響を与えたことが伺えました。多くの生徒が「身近に弁護士がいることを知らなかったので、直接話を聞けてよかった。自分の進路について考える良いきっかけになった」と感想を述べました。
力久弁護士もこの講話会を振り返り「皆さんに私の考えを伝えられたと思います。個性は社会の中で必ず輝くものです。自分自身を肯定し、得意なことをさらに伸ばしていってほしい」と語りました。
今後もアディーレ法律事務所では、法的知識の普及や教育活動に力を入れ、社会貢献を続けていく意向を示しています。弁護士がもっと身近な存在になるよう、様々な取り組みを展開していくことでしょう。
アディーレ法律事務所は、債務整理や交通事故、労働問題など幅広い法的トラブルを解決しており、全国に多くの拠点を持つことから、地域に根ざした活動を行っています。