全国都道府県対抗eスポーツ選手権、2025 SHIGAの幕開け
2025年11月22日と23日の二日間、滋賀県で「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」が開催され、今年もたくさんの熱戦が繰り広げられました。今年で7回目を迎えるこの大会は、都道府県の代表選手が集結し、各種目で実力を競う全国大会としてすっかり定着しました。
熱戦の概要と統計
今回の大会には、日本全国から約23万人が参加した予選を勝ち抜いた46人の選手が集まりました。参加種目は「eFootball™」、「パズドラ」、「ぷよぷよeスポーツ」の3つで、それぞれ熱戦が繰り広げられました。
最終日の競技が進むにつれて、開催地の滋賀県や3連覇中の東京都との熾烈な戦いが展開されました。特に「ぷよぷよeスポーツ」の小学生の部とオープン参加の部では、地元滋賀県代表と東京都代表がそれぞれの部門での勝利を収め、タイトル争いは白熱しました。
千葉県の大躍進
しかしながら、将来的な優勝候補として注目を集めていた千葉県が、続く「パズドラ」と「eFootball™」競技で見事に勝利し、初の総合優勝を果たしました。特に「eFootball™」では、世界王者を擁する千葉県が1点を争う接戦を制すという素晴らしいパフォーマンスを見せました。
各種目の優勝選手コメント
- - ぷよぷよeスポーツ 小学生の部:滋賀県・よし選手
「準決勝の試合では緊張しましたが、運も味方して勝てて良かったです。」
- - ぷよぷよeスポーツ オープン参加の部:東京都・ゆうき選手
「狙い通りのプレイで勝てたことが嬉しい。次回は前回優勝のともくん選手に挑戦したいです。」
「緊張感の中、計画通りに戦えたことで優勝を手にしました。」
「第1回から参加してきましたが、今回やっと念願の優勝ができて幸せです。」
大会の後援と意義
大会は、内閣府やデジタル庁、スポーツ庁など、さまざまな公的機関の後援を受けており、その意義は単なる競技イベントにとどまらず、地域振興やスポーツ振興にも寄与しています。特に今回の大会では、JESUがブースを出展し、選手やファン向けにアンチ・ドーピングの啓発活動も実施しました。
このように、全国都道府県対抗eスポーツ選手権は、eスポーツの魅力を地域の人々にも伝え、将来の選手たちの夢を育む素晴らしいイベントとなっています。国や地域の枠を超えた友情と競技の精神が、これからも多くの選手を魅了することでしょう。
まとめ
千葉県の初優勝は、この大会の新たな歴史の一端を担う結果となりました。来年もまた、さらなる熱戦が期待されます。次回の大会は、どの県が栄冠に輝くのか、今から楽しみです。スポーツの新しい形としてのeスポーツが、今後も多くの人々に親しまれていくことでしょう。