業務提携により最新ヒューマノイドロボット「Walker」シリーズが日本上陸

国内で注目のヒューマノイドロボット「Walker」シリーズ

Senxeed Robotics株式会社は、AIとロボティクス技術の向上を目指し、GMO AI&ロボティクス商事との業務提携を発表しました。この提携のもと、ヒューマノイドロボット「Walker E」が日本国内で展開されることとなり、期待が高まっています。

「Walker」とは？

「Walker」は、2012年に設立された中国・深圳のUBTECH Roboticsによって開発されたヒューマノイドロボットです。UBTECHは、世界的にサービスロボット分野で評価され、10,000台を超える販売実績を誇ります。2024年には香港市場に上場を予定しており、今後の成長が注目されています。

「Walker E」の主な特徴

「Walker E」は、172cmの身長と41の自由度を持ち、時速10kmでの移動が可能です。複雑な動作をすることができるため、多様なロボット活用シーンに適しています。具体的には以下の特長があります：

1. 高精度センサ：3Dビジョンセンサや高精度慣性計測ユニット、6軸力覚センサを搭載し、周囲の環境を正確に把握します。
2. 電動駆動関節：関節の滑らかな動作が実現されており、より人間に近い仕草を模倣します。
3. 軽量アームとハンド：軽量なロボットアームは人間の腕に似ており、柔軟な動作が可能です。さらに、ロボットハンドは人間の手の動きを高度に再現しています。

このような特長を活かし、製造業や教育の現場などでの利用が期待されています。

将来的な展開

「Walker E」の導入に続き、Senxeed Roboticsは「WalkerS」と「WalkerC」のモデルも国内展開しています。WalkerSは工場や物流現場に最適化されたモデル、WalkerCは大阪・関西万博での利用を通じて商業向けとしての特性を持ちます。これらの導入を通じて、ロボットの活用が日本国内の様々な分野で進むことを目指します。