0.05秒が工場の未来を左右する!指月電機製作所の革新的技術が電設工業展で注目を集める
2024年5月29日~31日、東京ビッグサイトで開催された『電設工業展 JECA FAIR 2024』。その会場で、株式会社指月電機製作所は、工場の安全、安心、安定稼働、そして省エネルギー化に大きく貢献する革新的技術の数々を披露しました。
瞬時電圧低下(瞬低)から工場を守る
現代社会において、工場の生産ラインは、一瞬たりとも停止できない重要なインフラです。しかし、雷や雪などの自然現象によって発生する瞬時電圧低下(瞬低)は、生産ラインの停止、ひいては多大な損失を招く大きなリスクとなっています。
指月電機製作所が開発した瞬時電圧低下補償装置「V-Backup(VB)」「SAG-Backup(SB)」は、まさにこの瞬低から工場を守る盾となる製品です。0.05秒という短い時間の中でも、電圧変動を検知し、瞬時に補償することで、生産ラインの安定稼働に貢献します。低圧・中容量のVBと低圧・小容量のSBの2種類を用意し、幅広いニーズに対応しています。
省エネ化に貢献する電力機器
指月電機製作所は、瞬低対策だけでなく、省エネルギー化にも大きく貢献する電力機器の開発にも力を入れています。
「EcoVarシリーズ」の電力用コンデンサ・リアクトルは、低濃度PCB廃棄物の問題にも対応し、設備更新を検討されている企業にとって最適なソリューションです。また、「回生電力再利用装置(PAR-CuBe:パルキューブ)」は、従来捨てられていた電力を蓄え、再利用することで、カーボンニュートラルの推進にも貢献します。捨てる電気を有効活用するこの技術は、企業の環境配慮への取り組みを強力に後押しします。
未来への貢献をテーマに
指月電機製作所のブースでは、これらの製品のモックアップや紹介動画が展示され、多くの来場者から注目を集めました。同社は、「レジリエンス強化によるサステナブルな社会への貢献」をテーマに掲げ、安定した製造・生産を支え、省エネに貢献する製品を積極的に開発、提供することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
まとめ
指月電機製作所は、創業以来培ってきた電気エネルギーの効率的な活用に関する技術をベースに、時代のニーズに対応した製品開発を続けています。今回紹介した製品以外にも、幅広い製品群を取り揃えており、企業の課題解決に貢献しています。電設工業展での展示は、同社の技術力と社会への貢献意欲を改めて示すものとなりました。
展示会概要
名称: 第72回 電設工業展 JECA FAIR 2024
会期: 2024年5月29日(水)~31日(金)
会場: 東京ビッグサイト 東1・2・3ホール
指月電機製作所ブース: 東2ホール2-60
指月電機製作所
公式ホームページ:
https://www.shizuki.co.jp/