ビジコムが『Seav-MK』と自動釣銭機の連携を開始!
株式会社ビジコムは、都心の中心地・新宿区を拠点に業務を展開している企業です。この度、同社が新たに発表したのが、卓上型キオスク端末『Seav-MK』と、グローリー社製の自動釣銭機『S1000』および『N300』シリーズとの連携です。この革新的なシステムは、多様な会計シーンでの利用が可能となり、店舗や公共施設などあらゆるトランザクションを効率化します。
省スペース設計がもたらす利便性
卓上型キオスク端末『Seav-MK』は、15.6インチのタッチディスプレイを備えた一体型PCです。省スペース設計を実現しており、QRコードリーダーやレシートプリンターを内蔵しています。また、Windows 10 IoT Enterpriseを搭載しているため、既存のPOSソフトウェアとの連携もスムーズです。このように、さまざまな業種や用途に対応した設計は、システム会社にとっても柔軟で開発しやすい環境を提供します。
この端末は、セルフレジとしての機能だけでなく、セミセルフレジや券売機、さらには自動精算機としても利用できるため、設置場所を選ばずにニーズに応じた運用が可能です。具体的には、スーパーマーケットや無人店舗では顧客が自ら商品をスキャンし、決済までを手続きを行う「セルフレジ」として稼働します。病院や公共施設においては、スタッフが商品を登録した後に顧客が決済を行う「セミセルフレジ」として円滑な会計が実現されます。さらに、カフェやラーメン店、さらには映画館においても役立つ券売機としての利用が見込まれています。
最新技術を搭載した製品情報
ビジコムが提供する『Seav-MK』は、Intel N97(3.60 GHz)の高性能プロセッサを採用しており、処理能力と安定性を両立しています。また、この端末のディスプレイは縦横向きの変更が可能で、オプションの背面ディスプレイを用いることで、2画面運用が実現できます。様々な業態に求められる柔軟性が、運営する店舗としての価値を高める要因となっています。
自動釣銭機『S1000』は特に効率的な現金管理をサポートすることが評価されています。コンパクトなデザインながら、収納容量は従来機の約57%アップを実現。また、使いやすさを重視したユーザーインターフェースにLEDガイドランプやエラー時のアニメーション表示が加わり、使い勝手が向上しました。さらに、『N300』は特に中小規模の店舗や公共施設に最適化されており、硬貨や紙幣ユニットの自由なレイアウトが可能で、カウンターやテーブル上のスペースを有効活用することができます。
結論と今後の展望
ビジコムの新しいキオスク端末『Seav-MK』と自動釣銭機の連携は、店舗運営の効率化や省人化を実現し、今後の会計業務に大きな変化をもたらすと期待されています。顧客のニーズに応じた柔軟なサービス提供が可能となるこの新システムは、多くの業種での導入が進むと予想されます。いかにしてこの新しい技術が、繁忙な店舗や公共施設の現場で役立つか、今後の展開に注目です。
会社情報
株式会社ビジコムは、流通関連システムやPOSレジ、POS周辺機器の開発を手掛けており、店舗運営に関する多彩なソリューションを提供しています。1986年の創業から、今まで数多くの革新的な製品を提供し続けています。