ジョンソン・エンド・ジョンソンが挑む高齢者の健康寿命延伸を目指すコンテスト
ジョンソン・エンド・ジョンソンが挑む「クイックファイアー・チャレンジ」
はじめに
日本は世界でも有数の長寿国とされ、特に高齢者の数が急増しています。2050年には、アジア太平洋地域の4人に1人が60歳以上になると予測されています。このような背景を受けて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは日本法人と共に、健康寿命の延伸を目指した「Japan Smart Healthy Aging QuickFire Challenge」を立ち上げました。このコンテストの狙いは、高齢者の生活の質(QOL)を向上させるアイデアを広く求めることです。
コンテストの目的と意義
「クイックファイアー・チャレンジ」は、健康寿命というテーマに焦点を当てています。日本においては、平均寿命と健康寿命には約10年の差があり、その間に多くの高齢者が慢性的な疾患に苦しんでいる現状があります。このコンテストを通じて、「スマート・ヘルシー・エイジング」社会の実現を支援する新しいアイデアを生み出すことが期待されています。
参加するための条件
コンテストは、特定の5つの分野でのイノベーションを募集しています。具体的には:
1. ビジョン(眼科)
2. オンコロジー(がん領域)
3. 整形外科(変形性関節症を含む)
4. デジタル手術
5. 脳血管系疾患
これらのテーマに基づいたアイデアを提案することで、健康寿命の延伸に寄与することを目指しています。
受賞者への特典
本コンテストでは、受賞したチームには最大で30万ドルの助成金が提供されるほか、ジョンソン・エンド・ジョンソンのインキュベーションラボ「JLABS@上海」における専用デスクや、専門家からのメンター制度が提供されます。これにより、受賞者は次のステップへと進むための支援を受けることができます。
参加方法と応募期間
応募は2022年9月14日から12月2日まで受け付けており、誰でも参加することが可能です。応募は公式ウェブサイトを通じて行うことができます。審査は書類選考およびプレゼンテーションを通じて行われ、優れたアイデアには特別な評価が与えられます。
未来の展望
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、この活動を通じて、日本から生まれるイノベーションが世界的に見られるモデルケースとなることを目指しています。そして、健康寿命の延伸を実現するための新たなソリューションを提供することが、私たちの課題であり責任でもあると考えています。
結論
高齢化社会の進展が急速に進む中、ジョンソン・エンド・ジョンソンの「クイックファイアー・チャレンジ」は、全ての世代にとって意義深い変革をもたらす可能性を秘めています。アイデアを持つ皆さんの参加をお待ちしています。私たちの健康的な未来を共に築いていきましょう。
会社情報
- 会社名
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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区西神田3丁目5番2号
- 電話番号
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