渡邉泰成の個展
2025-03-14 16:23:22

「Timeless Primitivism」渡邉泰成の個展が京都で開催!原始と現代の融合

渡邉泰成の個展「Timeless Primitivism」



2025年3月26日(水)から4月15日(火)まで、京都 蔦屋書店にて陶芸家・渡邉泰成の個展「Timeless Primitivism -原始的で現代的な何か-」が開催されます。京都での初個展となる本展では、渡邉の独自の陶芸作品が多数展示され、新たな芸術的探求が展開されます。

渡邉は、伝統的な陶芸技術を基盤にし、現代の文化や社会問題を反映させたアート作品を数多く手掛けています。彼の作品は、日常的な食器や茶器など、生活の中で使用される美術工芸品も含まれ、日本の「不完全な美 -侘び寂び-」という哲学を独自の方法で色付けし表現しています。これにより、現代社会の消費文化との対比を描き出し、陶という素材の永久性と fragility(もろさ)をテーマにした作品づくりを行っています。

「Strata」シリーズの発表



今回の展覧会において中心となるのは「Strata」シリーズです。このシリーズは、粘性の異なる粘土を層に重ね、焼成を重ねることで「現代の地層」を形成しています。作品《Strata Vessel》などは、古代の土器と工業製品の美を兼ね備え、過去と現在が絶妙に交錯しています。これらの作品は、単なる日常使いの器に留まらず、深い思索と感情を呼び起こすアートピースへと昇華しています。渡邉にとってこの試みは、作るという行為の普遍的な本質を見つめるための重要な探求なのです。

古美術と現代の対話



渡邉の作品は、現代の陶芸における手仕事の重要性を引き立てます。彼は粘土の質感や色彩を駆使しながら、その制作過程においても深い考察を含めています。文脈に富んだ《Strata》シリーズは、現代社会の複雑さや、多様なレイヤーを象徴しています。これにより、彼は伝統と現代技術が調和する新たなアプローチを示しています。

展覧会では、渡邉がこれまで作り上げてきた器や茶器も鑑賞でき、彼の視点から見た日々の営みの変化や、本質的な欲求に対する考察を体感することができます。この独自の展示空間で、来場者は時代を超えた、人間の創造力の深淵にアクセスする機会を得るでしょう。

アートのECプラットフォームでも販売



本展の展示作品は、会期中に販売されることが決まっており、特にアートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも購入可能です。3月28日から開始される予定ですので、興味のある方はお早めに訪れてみてください。

院覧情報



  • - 会期: 2025年3月26日(水)~4月15日(火)
  • - 時間: 10:00~20:00(最終日は18:00閉場)
  • - 会場: 京都 蔦屋書店 6Fアートスクエア
  • - 入場: 無料
  • - お問い合わせ: 075-606-4525(営業時間内)

この機会に、渡邉泰成のアートとの対話を楽しんでみてはいかがでしょうか。彼の作品がもたらす豊かな感情や哲学を体感しながら、アートの本質に触れる時間を提供します。


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会社情報

会社名
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)
住所
東京都渋谷区南平台町16-17渋谷ガーデンタワー
電話番号

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