日本ストライカー、札幌市に最新の物流センターを開設

日本ストライカーが新たに札幌市に物流センターを設立

日本ストライカー株式会社は、北海道札幌市に新たな物流拠点を開設しました。この北海道物流センターは、同社が国内で展開する5つ目の物流拠点であり、これまでの拠点は東京都、大阪府、福岡県、宮城県に位置しています。この新しいセンターは、整形外科用のインプラント製品や租借器具の迅速な発送と返却業務を行うためのもので、対応範囲をさらに広げています。

整形外科分野に特化

整形外科領域では、患者の症例に合わせた多様なサイズと種類の製品が求められています。北海道物流センターでは、これらに対応するための出荷・返却業務を一元管理し、時間を大幅に短縮することが期待されています。特に、緊急手術が必要な際の迅速な対応が求められるため、効果的な物流体制の構築は非常に重要です。

技術の進歩に伴い、医療機器の供給はますます重要になっています。日本ストライカーでは、サプライチェーンの継続的な強化を計画の中心に据え、物流業界の直面する課題である「2024年問題」への対応や、自然災害（台風や大雪など）の影響を最小限に抑える体制を作り上げています。これにより、製品がタイムリーかつ効果的に供給され、地域の医療サービスの向上に貢献するものと期待されています。

顧客体験を重視

北海道物流センター内には、製品デモやワークショップなどを行うための多目的スペースも設けられています。このスペースは、企業と顧客が直接コミュニケーションを取るための場となり、ストライカーの製品への理解を深めることを目的としています。これにより、顧客体験が向上し、サービスレベルがさらに高まることに繋がります。

顧客のニーズに応えるだけでなく、エンドユーザーである医療従事者との関係を強化するために、日本ストライカーは、この新しい拠点を武器に地域事業をさらに拡大していくでしょう。これにより、地域医療の発展にも寄与することを目指しています。

日本ストライカー株式会社とは

日本ストライカーは、アメリカ・ミシガン州に本拠を置くストライカーコーポレーションの日本法人で、医療分野におけるグローバルリーダーとして知られています。医療・手術用機器やニューロテクノロジー、整形外科、脊椎関連分野を含む幅広い領域で革新的な医療機器とサービスを提供し、毎年1億5千万人以上の患者に貢献しています。

このような取り組みを通じて、日本ストライカーは医療の質を向上させるとともに、より良い未来を築くための活動を続けています。詳細は公式サイトをご覧ください。