マインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師養成プログラム
2025年11月に開講予定のマインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師養成プログラムは、国際的な指導陣から学ぶ貴重な機会です。プログラムの詳細は、国際マインドフルネスセンター日本(IMCJ)の井上清子代表によって設計されています。このプログラムは、科学的なエビデンスに基づくマインドフルネスを理解し、実際の生活や仕事に生かすためのテクニックを習得することを目的としています。
無料オリエンテーションの開催
本プログラムに興味を持つ方々に向けて、無料のオリエンテーションが開催されます。日時は2025年7月26日(土)の16:00から18:00までオンラインで行われます。このセッションでは、MBSRの概念、講師養成プログラムの詳細、及び卒業生の体験談をお伺いできます。興味のある方は、事前に申し込みが必要です。
登壇者
- - Ingrid van den Hout: MBSR講師、トレーナー
- - 井上清子: MBSR講師、IMCJ代表
MBSRプログラムの効果
MBSRは、ストレスの軽減を目的とした8週間のプログラムで、多くの研究でその効果が実証されています。参加者は5名から30名程度の小グループで学び、毎日の練習を通じて自己の意識を高めていきます。特に、慢性疼痛や不安の緩和、免疫力の向上に寄与することが多くの研究で確認されています。
プログラムの概要
2025年11月からのプログラムは、全9モジュールで構成されます。カリキュラムは対面式とオンラインを組み合わせ、日本語で通訳を通じて行われます。受講者はコホート形式で、同じメンバーと共に学び続けるため、互いに支え合いながら成長できる環境があります。
- - 受講期間: 2025年11月から2027年5月まで
- - 場所: 東京や長崎を含む国内の会場及びオンライン
- - 資格: 修了後には正式なMBSR講師資格が授与されます。
プログラムの特長
このプログラムには、以下のような特長があります。
1.
国際的な講師陣: 欧州を中心とした豊富な経験を持つ講師が指導するため、実践的な学びが得られます。講師達は単なる技術を教えるだけでなく、マインドフルネスの「あり方」を体現した存在です。彼らの生き方に触れることで、受講者自身のマインドフルネスの実践が深まります。
2.
トレーニングの柔軟性: 国内での集合研修とオンライン授業の組み合わせにより、全国どこからでも参加可能です。また、参加者には日本人のサポートスタッフが付き、安心して学びを進めることができます。
3.
コミュニティのつながり: 学びの旅を共にする仲間との対話を通じて互いの価値観を尊重し合うことが、より深い学びへとつながります。プログラム修了後も、こうした仲間との繋がりは大切な資源となります。
IMA(Institute of Mindfulness Based Approaches)について
IMAは、ヨーロッパを中心にマインドフルネスのトレーニングを提供する機関であり、これまでに1300名以上のMBSR講師を輩出しています。日本にもその理念を広めるために、IMCJを設立し、多くの人々にマインドフルネスを経験してもらうことを目指しています。
最後に
マインドフルネスの重要性がますます注目されています。ストレス社会において、心の健康を保つためのスキルとして、MBSRは非常に有用です。この講師養成プログラムに参加することで、マインドフルネスを深く理解し、それを周囲に伝えていく力を身につける大きな一歩を踏み出すことができるでしょう。