コープデリ、佐渡のトキ復帰を支えるお米プロジェクトが新たに寄付

コープデリが支える佐渡の環境保護

コープデリ生活協同組合連合会は、2025年度までに231万8,456円を佐渡市に寄付しました。この寄付金は、環境に配慮した農業や日本の国鳥であるトキの野生復帰を支えるために活用される《佐渡トキ応援お米プロジェクト》から集まったものです。このプロジェクトは、2010年に始まり、これまでに総額で4100万円以上が寄付されています。

寄付金贈呈式の開催

2023年11月2日には新潟市の産業振興センターで寄付金贈呈式が行われ、コープデリの代表者や佐渡市長が出席しました。贈呈式では、コープデリ連合会の熊﨑伸理事長と、コープデリにいがたの登坂康史理事長が佐渡市の渡辺竜五市長とJA佐渡の竪野信理事長に目録を手渡しました。この式典は、佐渡の自然環境保全やトキの再生に向けたコミュニティの取り組みの一環として位置づけられています。

プロジェクトの意義

『佐渡トキ応援お米プロジェクト』は、環境保護活動に特化した連携協定から始まりました。コープデリの宅配サービスや店舗で販売されている「CO・OP産直新潟佐渡コシヒカリ」の売上の一部が《佐渡市トキ環境整備基金》に寄付されます。この基金は、「生きものを育む環境づくり」や「環境に優しい米づくり」を支えるために使われ、トキと共生する農業の実現を目指しています。

寄付金を生む商品たち

寄付金の対象となる商品には、「CO･OP 産直新潟佐渡コシヒカリ」や、無洗米の同商品、さらにはこのお米を使った焼おにぎりやご飯があります。消費者がこれらの商品を選ぶことで、自然環境の保護に寄与し、トキの復帰を応援することになるのです。

地域と共に

コープデリは、佐渡の豊かさを守り育てるための努力を長年続けており、今後も地域の自然環境保護に貢献し続ける姿勢を示しています。組合員が佐渡の美味しいお米を味わうことで、地域の発展と環境保全に寄与しているという事実は、大きな意味を持っています。コープデリの取り組みが、佐渡の未来にどのように影響を与えていくのか、これからも注目していきたいところです。