VR/AR開発スタートアップ「Forgers」、XR総合展で最新技術を披露 - スマートグラス対応デジタルマニュアルやApple Vision Pro向けコマースアプリなど

VR/AR開発スタートアップ企業の株式会社Forgers（東京都港区）は、2024年7月3日（水）～5日（金）の3日間、東京ビッグサイトで開催される「XR総合展」に出展することを発表しました。

同社は、今回の展示会で以下の3つのサービスを展示します。

1. ハンズフリー（音声操作）のデジタルマニュアルツール「RITTAI MANUAL for Vuzix」

「RITTAI MANUAL」は、製造業界を中心に現場のDX化を支援するツールです。3Dデータ、動画、画像などを活用し、作業者が手順や対応事項を分かりやすく理解できる電子マニュアルを多言語で作成できます。PC、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスに対応していることから、大手自動車部品メーカーや建材メーカーなどから高い評価を得ています。

今回、株式会社アスクとの協力により、「RITTAI MANUAL」をAR機能搭載のスマートグラス「Vuzix M400スマートグラス」に対応させました。XR総合展では、「RITTAI MANUAL for Vuzix」のデモを展示し、製造業界や土木・インフラ業界の企業担当者向けに、デジタル手順書ツールとしての活用方法を紹介します。

2. 家具/小売・住宅業向けAR/VR SaaS「RITTAI」「RITTAI ROOM」展示

Forgersは、家具や家電などの小売事業者様、製造メーカー様、リフォーム・住宅事業者様に、3DやVR/AR機能を提供するプラットフォームを提供しています。

「RITTAI」は、オンラインショップやカタログに「AR試し置き機能」や「商品3Dビューワー機能」などを簡単に導入できるサービスです。「RITTAI ROOM」は、家具販売店舗でのインテリアコーディネート提案や、リフォーム提案時に顧客に3Dで空間提案を行うことができるWebVR空間シミュレーターです。

現在、これらのサービスは株式会社ニトリをはじめ、多くの企業に利用されています。

3. RITTAI MRアプリ（Apple Vision Pro / Meta Quest 3）

近年、Apple社の「Apple Vision Pro」やMeta社の「Meta Quest 3」など、現実空間を3DCGでシミュレーションするデバイスが続々と登場しています。Forgersは、「RITTAI」をこれらのデバイスに対応させ、従来のVRデバイスやスマートフォンのAR機能では難しかった、現実空間に配置した3DCGデータを立体的に視聴するという体験を実現しました。家具・小売や営業シーンでMRデバイスを活用したいと考えている企業は、ぜひForgersのブースにお越しください。

株式会社Forgersについて

株式会社Forgersは、家具・小売業界、製造業界、通信業界など、幅広い企業を対象にVR/ARアプリケーション開発を支援しています。VRやARの活用や開発ニーズのある企業担当者様は、ぜひForgersのホームページからお問い合わせください。
VR/AR開発スタートアップの株式会社Forgersが、XR総合展に出展し、最新の技術を披露するというニュースは、業界全体にとって大きな注目を集めるでしょう。特に、製造現場でのデジタル化を推進する「RITTAI MANUAL for Vuzix」は、作業効率の向上や人材育成、安全性の確保に大きく貢献する可能性を秘めています。スマートグラスと連携することで、これまで紙媒体で行っていたマニュアル作業をデジタル化し、作業者の負担軽減やミス防止につながることは、多くの企業にとって魅力的な要素となるでしょう。

また、家具や住宅業界向けの「RITTAI」「RITTAI ROOM」は、顧客体験の向上に大きく貢献するサービスです。オンラインでの家具選びや、店舗でのインテリアコーディネート提案において、VR/AR技術を活用することで、顧客はよりリアルなイメージを掴みやすくなり、購買意欲の向上につながると期待されます。さらに、Apple Vision ProやMeta Quest 3といったMRデバイスへの対応は、現実世界とデジタル世界をシームレスに融合させる新しい可能性を切り開く取り組みと言えるでしょう。

Forgersは、これらの革新的なサービスを通して、顧客企業のビジネス成長を支援していくことを目指しています。今後の展開にも注目していきたいです。