金融教育を学校現場から発信！教員アンバサダーの募集が始まる

一般社団法人日本金融教育支援機構（以下、当機構）は、全国の教員を対象に金融教育を推進するための「教員アンバサダー」を2026年度に向けて募集しています。今回の取り組みは、金融教育を学校現場から発信することを目指しており、教員の皆様が自身の教育現場での実践を通じて、さらに多くの生徒に金融教育を届ける役割を担うことを期待しています。

募集の背景

教育現場では、金融教育に対する需要が高まっていますが、一方で課題も多く存在します。例えば、「どこから始めれば良いのか分からない」、「知識に自信が持てない」といった声が寄せられています。こうした問題を解決するために、当機構は現役の講師が主役となる「教員アンバサダー制度」を設立しました。この制度は、金融教育を自らの力で実践し、仲間と協力しながら広めていくことを目指しています。

教員アンバサダーの役割

教員アンバサダーは、自校での金融教育の実施やFESコンテストを活用した授業といった具体的な活動を通じて、当機構の理念に沿った金融教育の普及を図ります。また、アンバサダー同士での情報交換や実践の共有を行うことで、全国の多様な教育現場からの声を集め、より良い金融教育の実践を支えるネットワークを築いていくことが狙いです。

FESコンテストの活用

当機構の代表的な取り組みであるFESコンテストは、中高生が小学生を対象に金融教育の内容を動画にして発表するコンテストです。このプロジェクトは大人気であり、206年には全国10ヵ所で地区大会を予定し、ワークショップも全国に展開。参加する中高生は、情報を整理し表現する能力を高めることができ、金融教育をより身近に感じることができます。