TKC、子ども向けプログラミング動画を公開
株式会社TKCが小学生向けに新たなプログラミング学習動画を制作し、公開しました。この動画は、ICT教育を支援するためのもので、全5回のシリーズで構成されています。2024年4月に新入社員が参加した研修の一環として企画されたもので、参加した社員同士がアイデアを競い合いながら制作したものです。
ICT教育の重要性
日本では、今やICT教育は子どもたちの未来に欠かせない要素となっています。しかし、実際には参加できない子どもたちも多く、人数制限や移動距離の問題があることから、TKCは動画制作を決定しました。この動画を通じて、一人でも多くの子どもにプログラミングに触れる機会を提供することを狙っています。
動画の内容
動画シリーズは、登場キャラクターの羊のラム君が主人公です。ラム君は、野球をすることを楽しみに待っていますが、あいにく雨に降られてしまいます。しかし、助けとなるのはプログ博士。彼の提案で、プログラミングを利用して野球ゲームを作ることから物語が始まります。このストーリーを通じて、視聴者は初心者向けのプログラミングソフト「スクラッチ」の使い方を学ぶことができます。全5話にわたって展開されるこの物語は、プログラミングの楽しさと重要性を子どもたちに伝える内容になっています。
動画の公開場所
このプログラミング学習動画は、TKCの公式ウェブサイトと下野新聞デジタルで視聴可能です。
新人社員の育成プログラム
また、本作品の制作は、TKCのシステム開発部門における新人社員の研修プログラムの一環として行われました。新入社員は、約9か月の研修期間を経て、それぞれの業務部門に配属されます。このような経験を通じて、若い社員たちは実践的なスキルを身につけることができます。
さらに、TKCでは、地元の高校を卒業したプログラマーが入社後に地元大学で学び、学士号の取得を目指すクラウドエンジニア制度も実施しています。会社が学費を全額負担するため、社員は安心して学業と仕事を両立できます。
若手社員の挑戦
2024年には、「若手社員の挑戦 一流のエンジニアを目指して」というテーマのもと、入社1年目から5年目までの若手社員を対象にしたインタビュー動画も公開予定です。うまく研修を受ける様子や、学業と仕事を両立させる様子など、リアルな声が詰まった内容となっています。
まとめ
TKCの取り組みは、ICT教育を次世代に橋渡しする大切な活動です。プログラミング教育の充実を図ることは、今後の社会においてますます重要になってくるでしょう。子どもたちにとって、ICT技術への理解を深めることができる貴重な機会として、ぜひ動画を視聴して、一緒にプログラミングを楽しんでほしいと思います。