水難事故を防ぐための新たな取り組み　子ども向け歌「サンダルバイバイ」が登場

サンダルバイバイの歌配信開始！

近年、水辺での子どもたちの水難事故が増加している中、特に流されるサンダルや物を追いかけてしまうことで、命を危険にさらす事例が多く報告されています。この問題に対する新たな対策として、子どもたちに「サンダルバイバイ」の意識を育むための楽曲、【#サンダルバイバイのうた】がYouTubeで配信されることになりました。

サンダルバイバイとは？

「サンダルバイバイ」は、子どもたちに水の事故を未然に防ぐためのメッセージを込めたもので、流された物を追いかけずに「バイバイ」することを伝えています。このコンセプトは、今年6月に発表された【#サンダルバイバイおやこ条約】とも関連しており、親と子どもが約束を交わすことで、意識を高める努力が行われています。条約の内容は、子どもが流された物を追いかけないこと、大人が流された物を失っても叱らないことが明記されています。

こどもたちに愛される歌

楽曲の制作には、作詞家である桜アス恵氏が中心となり、多くの有志の協力の下に実現しました。この楽曲は、SNSを通じて広まり、大勢の子どもたちが歌えるものとして仕上げられています。サンダルくんという可愛いキャラクターが登場し、耳に残るフレーズで子どもたちの心をキャッチ。すでに多くの子どもたちからは「サンダルバイバイを覚えた」との嬉しい声が届いています。

夏休みの水難事故防止にひと役

この夏、親子で一緒に「サンダルバイバイのうた」を歌うことで、水の事故予防に対する認識が格段に深まるでしょう。また、学校や幼稚園でも普及が進み、毎年の水の事故予防のシーズンに歌い継がれていくことを期待しています。子どもたちがこの歌を通じて、「サンダルを追いかけない」という意識を自然と身につけることができれば、実際の事故を未然に防ぐ大きな助けとなるでしょう。