障害者就労支援の新たな形「ココルポート」の取り組み

障害者就労移行支援事業を展開する企業が、新たなブランド名とサービスを発表しました。株式会社ココルポート（Cocorport Inc.）は、2019年10月1日に社名を変更し、これまでの活動を新たなステージへと進化させることになりました。

新しい社名「ココルポート」には「一緒に」「心を」「港」という思いが込められています。これは、支援を必要とする人々が、安心して立ち寄れる場所であり、未来へ向けての出発点という意味合いがあるのです。ココルポートは人と人との助け合いを通じて、誰もが自分らしく生きるための支援を aimています。

自立訓練サービス「Cocorport College」

ココルポートは新たに「Cocorport College（ココルポートカレッジ）」という自立訓練事業を展開しています。このサービスは、障害を持つ方が自立した社会生活を送るために必要な知識や経験を提供する場となっています。

サービスの目的

1. 安心した社会生活の実現: 利用者やその家族が、安心して生活できる環境を整えること。
2. 社会課題の解決: 障害者に関する社会的な問題を解決し、共に支え合う文化を築くこと。
3. 二次障がいの軽減: 精神的な負担を軽減し、健全な生活を送るための支援。

学びの場の構成

Cocorport Collegeでは、生活、コミュニケーション、研究、イベント、就労という5つのカテゴリーに分かれたプログラムが用意されています。これにより、利用者が自分の意思決定に必要なスキルを身につけることを目指します。各カテゴリーは、日常生活に欠かせない要素であり、実生活に役立つ知識と技術を提供します。

会社概要

ココルポートは、障害者総合支援法に基づく福祉サービス事業を展開しています。企業理念として掲げているのは、個々の可能性を信じ、笑顔あふれる社会を共に創ることです。これは、利用者に寄り添った支援を行うことが、企業の根本であると示しています。現在、313名の従業員が在籍し、神奈川県川崎市に本社を構えています。資本金は1億8,313万円に達し、着実に成長を続けています。