従業員ライフサイクル管理ツール「mfloow」がSAML認証によるSSOに対応、セキュリティ強化と利便性向上を実現
株式会社メタップスホールディングス(東京都渋谷区)が提供する従業員ライフサイクル管理ツール「mfloow(エムフロー)」は、2024年6月27日より、SAML認証によるSSO(シングルサインオン)に対応しました。
SSOとは、1つのIDとパスワードで複数のWebサービスやアプリケーションにログインできる仕組みです。これにより、ユーザーは既存のアカウント情報で「mfloow」にログインできるようになり、新規アカウント情報の登録や管理の手間が省けます。また、SAML認証はセキュリティ強化にも役立ち、アクセス制御も実現できます。
開発背景
近年、クラウドサービスの利用増加に伴い、ユーザーは多くのIDとパスワードを管理する必要に迫られています。この状況は、パスワードの使い回しやセキュリティ対策の不足につながり、セキュリティリスクを高める要因となっています。
特に、人事・総務担当者は、従業員の個人情報など多くの機密情報を管理するため、強固なセキュリティ体制が求められます。このような状況に対応するため、「mfloow」は、2024年5月に多要素認証機能を追加したことに続き、今回SAML認証によるSSOに対応しました。
「mfloow」について
「mfloow」は、入退社、異動、産休・育休など、従業員のライフサイクルに関わる手続きを一元管理できるSaaSです。
従来、これらの手続きは、紙ベースで行われることが多く、タスク漏れによる遅延や連携ミス、属人化などが課題でした。「mfloow」は、これらの課題を解決し、シームレスな情報共有と蓄積を実現することで、タスク管理に伴うストレスを軽減することを目指しています。
メタップスホールディングスについて
メタップスホールディングスは、2023年にMBO(マネジメント・バイアウト)を実施し、吸収合併・社名変更を行いました。同社は、クラウドとAIを中心としたインキュベーションを積極的に進めており、「mfloow」もその一環です。
同社のミッションは「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」、ビジョンは「世界を解き放つ」です。
今後の展開
メタップスホールディングスは、今後も「mfloow」の新機能開発や機能改善を進め、ユーザーニーズに応えていく予定です。