AirTrunk東京本社開設
2021-08-27 09:00:13
AirTrunk社が渋谷に新たな東京本社を開設しデジタル化需要に応える
AirTrunkが渋谷に新東京本社を開設
ハイパースケールデータセンターを専門とするAirTrunk社が、東京都渋谷区に新たな東京本社を正式に開設しました。この動きは急速に進化するデジタル化に応じたものであり、同社が日本及びアジア太平洋地域でのビジネスを拡大する戦略の中核を成すものと位置付けられています。
日本市場へのコミットメント
AirTrunkの創業者およびCEOであるロビン・クーダ氏は、東京本社の設立が国内市場における成長を支える重要なステップであり、データセンタープラットフォームの拡充と需要への対応を目指すものであると説明しています。
「東京本社の設立は、私たちが日本市場に対して持つ強い意志の証です。今後、日本でのデジタル基盤を強化し、さらなる成長を図っていきます」と述べています。
増大するクラウド需要
今日、日本では新型コロナウイルスの影響を受け、企業が迅速にクラウドサービスへ移行している状況があり、これに対する年平均成長率は12%が予想されています。これに応えるためには、数百メガワット規模のデータをクラウドに移行する必要があり、AirTrunkのハイパースケールデータセンターが必須となってきています。
新しい東京本社は、企業のニーズに応えられるよう、設計された最先端のテクノロジーが集結する場所であり、AirTrunkのチームがエンジニアリング、プロジェクトマネジメント、運営などで協力できる環境を提供します。
東京本社の特徴
新しいオフィスは、日本的なデザインとAirTrunk独自の企業文化を融合させています。オープンキッチンやカフェ、ラウンジなどの休憩エリアが設置され、チームのコラボレーションを促進します。加えて、廃棄物や水・エネルギーの効率的使用を心掛け、持続可能な取り組みも行われています。
ハイパースケールデータセンターの発展
AirTrunkは、日本で最大かつ最も効率的なデータセンターであるTOK1を印西市に設計・建設中で、2021年後半の開設を予定しています。この施設は、300メガワットを超えるIT負荷と業界最低水準の電気使用効率(PUE 1.15)を実現すると期待されています。
AirTrunkは、これまでにオーストラリア、香港、シンガポールで多くのハイパースケールデータセンターを開発しており、日本市場への本格的な進出によって、その成長を加速させる狙いです。
今後の動向
東京本社の開設に際し、神主によるお清めの儀式も行われ、AirTrunkのチームがこの新しい拠点で活動を開始する準備を進めています。ただし、政府の新型コロナウイルス対策に基づき、当面はリモート勤務が続けられる見込みです。
このように、AirTrunkの東京本社開設は、日本市場及びデジタルインフラの進化に寄与する重要な出来事となっています。これにより、企業が必要とするデジタルインフラの充実が期待され、今後の活躍が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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AirTrunk Operating Pty Ltd
- 住所
- Level 11, 1 Pacific Highway, North Sydney, NSW, Australia, 2060
- 電話番号
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