『父と暮せば』舞台
2025-07-29 17:01:20

井上ひさしの名作『父と暮せば』生演奏で蘇る劇団演奏舞台

井上ひさしの名作を生演奏に乗せて



2025年9月26日から28日まで、東京都千代田区の演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBAにて、井上ひさしの不朽の名作『父と暮せば』が上演されます。この公演は、戦後80年を迎えた記念として特に注目されています。演出を手掛けるのは劇団代表の浅井星太郎氏で、劇伴は彼の師である佐々木多幸詩が担当します。

公演会場となる九段下GEKIBAは、普段は稽古場としても使用されており、限られた空間を生かした体験型の演劇に挑戦しています。観客との距離感を縮め、俳優の息づかいさえも間近に感じられる環境作りが意識されています。このような演出によって、平和への願いが込められた物語が、一層深い感動をもたらすことでしょう。

あらすじ


舞台は、原爆投下から3年後の広島に設定されています。一人だけ生き残った娘・美津江が、自分の幸せを禁じる中で、逝った父・竹造が「恋の応援団長」として登場します。父の奮闘によって少しずつ明るさを取り戻していく美津江は、家庭の絆と「ヒロシマ」の物語を通じて平和の大切さを伝えます。

劇団演奏舞台の魅力


劇団演奏舞台は、1973年6月に結成され、生の楽器を使った演劇スタイルが特徴でありました。オリジナルの創作劇や現代劇作家の名作を数多く上演し、その中でも日本古典劇の現代的なアプローチには高い評価を得ています。特に、音楽・効果音を生演奏として取り入れることで、他の劇団にはない独自の臨場感を生み出しています。

観客からは「濃厚な会話劇と生演奏の調和に引き込まれた」「幻想的な雰囲気に没入した」といった声が寄せられ、作品に対する期待感が高まっています。

新たな劇空間の創造


2007年に浅井星太郎が代表を引き継いで以降、2011年には稽古場を常設劇場に改装。ここでは徹底的な作り込みを重視し、演技、音楽、照明のすべてが融合する新たな舞台空間が形成されています。観客は「演奏舞台」という独自のスタイルを通じて、音楽と言葉、動きの交錯を体験できる機会を得ます。

新しい観劇体験を求める人にとって、この『父と暮せば』は見逃せないイベントです。生演奏によって生き生きと描かれる物語の数々を、ぜひ劇場で実感してみてください。

公演概要


  • - 公演期間: 2025年9月26日 (金) 〜 2025年9月28日 (日)
  • - 会場: 演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA
(東京都千代田区九段北1-10-2)
  • - 出演者: 浅井星太郎、池田純美
  • - スケジュール:
- 9月26日(金)19:00
- 9月27日(土)14:00/18:00
- 9月28日(日)14:00
  • - チケット料金: 前売3,000円(全席自由・税込)
  • - 公式サイト: カンフェティ

新しい観劇体験が待っています。ぜひご来場ください。


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