手書き文字をデジタル化
2017-08-23 11:01:08

手書き文字をデジタル化する新サービス「Tegaki」が登場

手書き文字をデジタル化する新サービス「Tegaki」が登場



コージェントラボから、手書き文字を高速かつ高精度にデータ化する新サービス「Tegaki」が提供開始されました。このサービスは、従来の技術では自動認識が難しい手書き文字を、独自のAI技術により、スピーディーに処理・学習することで、業務効率化やコスト削減を促進します。特に、製造業、金融業、医療、教育サービスなど多岐にわたる業界での利用が期待されています。

「Tegaki」の特徴と利便性



高い読み取り精度


「Tegaki」は、初回から99.22%の認識率を誇ることを目指しており、手書き文字と活字を同時に読み取ることが可能です。これは、ディープラーニングを活用したアルゴリズムを基にしたもので、読み取り精度は常に向上していく設計になっています。

多言語対応と業界特有用語


さらに、「Tegaki」では他言語に対応できるよう、トレーニングデータを準備することも可能です。これにより、様々な業種における手書き帳票の認識をサポートし、業界特有の言語モデルに連携させることで、より高い読み取り精度を実現します。

簡便なプロセス


このサービスは、フォーム毎に分けて使用する手間がいらず、活字と手書き文字、さらにはチェックボックスや丸囲い文字を同時に読み取ることができる利便性があります。これにより、作業の簡素化が図られ、業務効率化が進むでしょう。

コスト削減


コスト面でも大きなアドバンテージがあります。例えば、人によるデータ入力に比べ、「Tegaki」を使用することで94%ものコスト削減が期待できます。実際、シングルライン10文字のデータ化コストは1円以下で済みます。

導入事例と市場動向


すでに多数の企業が「Tegaki」の導入を検討しており、金融機関への申し込み書や病院などの問診票、さらにお客様の声など、幅広い場面での利用が見込まれています。

また、日本国内ではマイナンバー関連業務やストレスチェック制度導入に伴い、ドキュメントの件数が増加しているため、業務の効率化に対する需要がより高まっています。市場の成長率は年平均7.1%とされ、4700億円以上の市場が形成されつつあります。

今後の展望


コージェントラボは、これまでに実施してきた多くのPoC(Proof of Concept)を通じて、様々なフィードバックを受け、「Tegaki」のサービス改善を行っています。これにより、今後もさらなる認識精度の向上が期待されており、デジタル化の波に乗って業務の効率化を促進することでしょう。

コージェントラボは、今後もAIを活用し、人々の生活や働き方に寄与する新しいソリューションを開発していく方針です。さまざまなシーンで活用できる「Tegaki」は、今後も多くの企業から注目されるサービスとなるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社 Cogent Labs
住所
東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー 36F
電話番号

トピックス(IT)

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