Sparkle Oitaを知事が激励
2021-01-13 10:21:22
大分県知事への表敬訪問で新たなスタートを切るSparkle Oita Racing Team
Sparkle Oita Racing Teamが大分県知事へ表敬訪問
2021年の発表以来、大分県初のプロ自転車チームであるSparkle Oita Racing Teamが1月12日、大分県知事の広瀬勝貞氏を訪れた。この訪問は、チームの運営会社である3SEEDS株式会社の代表であり、選手代表である黒枝士揮選手によるものである。彼は知事に対し、チーム発足の報告を行い、地域のスポーツシーンに新たな風を吹き込む一歩を踏み出した。
チーム名の由来と背景
黒枝選手は、Sparkle Oitaというチーム名の由来を説明した。「この名前には、高速で駆け抜ける閃光のようなイメージと、大分県の『温泉』という特性を愛し、その地域を発展させたいという思いが込められています。」と述べ、地元の文化との結びつきを強調した。さらに、おんせん県おおいたの魅力と自転車の相性についても言及し、来季以降の活動への期待感を高めた。
おおいたサイクルフェスの存在
大分県では、自転車の国際大会である「おおいたサイクルフェス」が開催されており、黒枝選手は2018年に優勝した経験を持つ。また、2020年には沢田桂太郎選手がこちらで優勝を果たしており、この大会が地域の自転車文化に与える影響は多大である。競技者として、彼らの地元での活動に自信を持っているとのことだ。
ツール・ド・九州・山口への期待
チームは、2023年に開催される「ツール・ド・九州・山口」にも注目しており、大分県をスタート地点としたステージレースを通じて、地域の素晴らしさを世界に発信したい意向を示した。さらに、プロの視点でコース設計にも関与し、世界レベルの大会として成功させることを目指す。
サイクルツーリズムの先進地
大分県は、佐伯市や国東半島においてサイクルトゥーリズムを推進しており、全国からサイクリストが集まる名所へと成長している。特に、久住やまなみハイウェイは、チームのホームグラウンドとなっており、日常の練習のみならず、各種イベントや大会を通じて世界に向けた情報発信を考えている。
キャプテンからの抱負
また、キャプテンの黒枝咲哉選手からは、チーム選手の紹介や今シーズンに向けた意気込みが語られた。自転車競技に新たなプロリーグであるジャパンサイクルリーグ(JCL)が誕生し、今年8月には地元日田市でのホーム戦が計画されている。選手たちは、勝利に向けた強い意志を持って日々の練習に励んでいると話した。県民の応援を力に変え、さらなる高みを目指す姿勢は周囲を引き付けるものであった。
知事からの激励
広瀬知事は、「大分県には自転車の歴史がある。これからも地域の発展を目指し、頑張ってほしい」とエールを送った。訪問の際、選手たちはSparkle Oitaのロゴ入りオリジナルのマスクも贈呈し、思い出深い一日となった。
この訪問を通じて、Sparkle Oita Racing Teamは、この地域での自転車文化の発展と新たな挑戦への意欲を再確認し、今後の活動に大きな期待が寄せられている。
会社情報
- 会社名
-
3SEEDS株式会社
- 住所
- 大分市大字羽屋135番地の3
- 電話番号
-
080-9600-3884