訪日旅行者向け料理予約サイト“JPNEAZY”が新たな資金調達を開始
株式会社Fesbaseによる訪日外国人向けのレストラン予約サービス「JPNEAZY」は、再度の株式投資型クラウドファンディングを開始しました。これにより、事業のさらなる成長と多言語化、国内外のレストラン契約の強化を図るとのことです。
JPNEAZYの成り立ちと成長
Fesbaseが運営する「JPNEAZY」は、3年前にサービスを開始して以来、多くの訪日旅行者に支持されています。現在では、年間36,000組、約10万人もの旅行者が利用しているとのことで、年間売上高は1.66億円を超える見込みです。
このサービスの特徴は、高級店を中心に221店舗以上と提携し、オンライン予約と事前決済ができる点です。特にミシュランに掲載された高級レストランを多数揃えているため、旅行者にとって価値の高い体験を提供しています。また、大手民泊業者との連携により、ユーザーへ「日本の美味しいレストランを教えてくれるコンシェルジュ」として認識されるよう努めています。
新たな資金調達の目的と内容
2020年3月13日からFUNDINNOにて募集が開始された今回のクラウドファンディングは、3月18日から20日までの期間で、上限は50,016,000円。1口96,000円で5口までの投資が可能です。この資金は、事業の拡大に役立てられる予定で、特に多言語システムの開発が計画されています。これにより、サービスはより多様なユーザー層に対応し、アウトバウンド旅行者にも利用されることを目指します。
今後の展望
今後Fesbaseでは、5ヶ国語に対応したシステムの導入を進め、インバウンドだけでなくアウトバウンドのニーズにも応える形で、ビジネスを拡大させる考えです。また、一定基準を超えるレストランのみを取り扱うことで、サービスのブランド価値を高め、利用者の満足度向上にも寄与しています。
会社情報
- - 会社名:株式会社Fesbase
- - 所在地:東京都品川区上大崎3-5-3-702
- - 代表者:金田雅人
- - 設立:2015年9月
- - 事業内容:訪日旅行者向けコンシェルジュサービスの運営および動画メディアの運営
- - URL:Fesbase公式サイト
JPNEAZYのような革新的な取り組みは、日本の食文化を広める大きな一助となるでしょう。今後の動向にも注目です。