愛媛県伊予市で「かつおぶしワークショップ」を開催
2024年12月21日、愛媛県伊予市でヤマキ株式会社が主催する「かぞくでたのしむかつおぶしワークショップ」が行われました。このワークショップは、地元の児童とその保護者を対象に、かつおぶしの魅力やその使い方を学べる貴重な機会として、大変注目を集めています。
実施の背景
ヤマキ株式会社は、2035年までを見据えた長期経営ビジョン「YAMAKI Vision 2035」を策定しており、その中で「世界の鰹節屋・だし屋」としての地位を確立することを目指しています。さらに、「体の健康」「地球の健康」「心の健康」といったテーマに取り組み、特に「心の健康」については、鰹節やだし文化の継承に焦点をあてています。
この活動は、2012年から一般社団法人日本文化教育推進機構との協力のもと進められ、食育の側面からもかつおぶしの意義を広める役割を果たしています。今年度は2回目の開催となり、地域の方々にかつお節の魅力を体感してもらうことが目的です。
ワークショップの概要
ワークショップは、伊予市のIYO夢みらい館で開催され、合計78名の参加者が集まりました。内容は以下のように多岐にわたります:
- - かつお節の削り体験
- - かつお節あり・なしの味噌湯飲み比べ
- - ぬいぐるみや紙芝居を使ったかつお節講座(SDGsとの関連やかつお節クイズなど)
これらの活動を通じて、参加者はかつお節の持つ深い味わいやその背景をより理解することができました。
参加者の声
ワークショップ終了後、参加者たちは以下のような感想を述べました。
- - 「伊予市といえばかつお節というイメージが強いが、実際にはその製造過程を体験する機会は少ない。今回のワークショップを通して、よりかつお節を好きになった。」
- - 「かつお節を削るのは最初は難しかったけれど、上手にできるようになって嬉しかった。」
- - 「味噌湯の飲み比べで、かつお節を入れた時の味が本当に美味しかった。」
参加者たちの反応からも、この体験がただの食育にとどまらず、家族で楽しみながら学ぶことで「心の健康」を促進する活動であることが伺えます。
ヤマキの食育活動
ヤマキはこれまでに、550校以上の教育機関で約45,000人に「かつお節の良さ」を伝える活動を続けています。このワークショップもその一環であり、今後もさらなる食育活動を推進する予定です。
かつお節の価値を広める「ヤマキ かつお節プラス®」
また、ヤマキは「ヤマキ かつお節プラス®」プログラムを通じて、生活者にかつお節の価値や魅力を広める取り組みも行っています。詳細は公式ホームページで確認できます。
最後に
「鰹節屋・だし屋、ヤマキ。」として、ヤマキは今後もおいしさと健康、食文化の継承に貢献していくことでしょう。かつおぶしの魅力を知ることは、食文化の一端を学ぶことにもつながります。
詳しくは
ヤマキ株式会社の公式ウェブサイト をご覧ください。