海技人材確保に関する第8回検討会の開催について

海技人材確保に関する検討会の詳細

令和6年4月26日、国土交通省は「海技人材の確保のあり方に関する検討会」を設置しました。この検討会は、海技人材の確保に向けた施策を議論するために設けられたもので、第1回から第7回までの検討を通じて、委員や船員養成機関から多様な意見が収集されました。

検討会の目的と進行

この検討会の主な目的は、日本における海技人材の確保のあり方を模索し、今後の方針を明確にすることです。これまでに行われた議論は、各方面からの視点を取り入れたもので、関係者は自らの意見を述べる貴重な機会となりました。また、2024年12月に向けた中間まとめもステップとして位置付けられています。

第8回検討会は、これまでの意見をもとに具体的な方針を決めるための重要な場となります。開催日は令和7年6月26日（木）の10時から11時30分まで、場所は東京都千代田区の中央合同庁舎3号館11階に設定されています。

会議の内容

今回の会議では、以下の議題が話し合われる予定です。

- 船員法等の一部改正に関する報告
- 海技人材の確保のあり方に関する検討会のとりまとめ案
- 意見交換
- その他の事項

さらに、会議資料や議事概要は後日、国土交通省のホームページにて公開されます。

メディア関係者への注意

会議の撮影は報道関係者に限り許可されており、撮影は開始時のみ可能です。撮影を希望する方は、6月25日（水）14時までに必要事項を記載したメールを送信する必要があります。個人情報は適切に管理されるため、参加者は安心して取材に臨むことができるでしょう。

これからの継続的な議論

今後も海技人材の確保に向けた議論は続けられる見込みです。海運業の発展には質の高い人材が不可欠であり、そのための方策を早急に整備することが求められています。社及び関係機関が連携し、持続可能な人材育成モデルを模索していくことは、海技人材確保の解決策として重要なステップとなるでしょう。

検討会の成果が新たな人材育成に繋がることを期待しつつ、今後の動向を注視していきたいと思います。