新たなキャリア開発を促進！『キャリア開発診断』トライアルが好評で1万人を超える

新たなキャリア開発を推進する『キャリア開発診断』

4designs株式会社は、個人のキャリア開発をサポートすることを目的に開発した『キャリア開発診断』のトライアルユーザーが1万人を超えたと発表しました。この診断ツールは、企業の人的資本投資を最適化するための重要な一助となりそうです。

1. 『キャリア開発診断』とは？

この診断ツールは、個人が自分のキャリア状況を客観的に把握し、将来的な方向性を考えるためのきっかけを提供します。試用結果からは、多くのユーザーが自身のキャリア状況をより明確に理解し、今後のキャリア形成に役立てているとの声が寄せられています。特に、診断にかかる時間は約10分という短さで、受験後すぐに要点をまとめた結果が表示されるため、忙しいビジネスパーソンにとっても負担になりにくい点が評価されています。

2. ツールの活用方法と効果

本ツールの効果的な活用方法の一つに、管理職と部下との1on1面談があります。診断の結果を面談時に共有することで、対話が活性化され、これまでスキルや経験に依存していた面談が、より具体的かつ効果的な場に変わります。管理職の多忙さが課題となる中、このツールを利用することで、効率的かつ質の高いフィードバックが可能になります。

また、今後は管理職が効果的なフィードバックを行えるよう、「フィードバックトレーニング」や「アドバイザー講座」の提供も視野に入れているとのこと。これにより、部下が自らの内面的な成長を促す対話を支援する仕組みが整う予定です。

3. 組織単位でのキャリア可視化

この診断ツールは、個々の診断結果を集計することで、組織全体のキャリア課題を可視化することも可能です。年代別や職種別、役職別に分析を行うことで、企業内の人的資本投資の正当性が明確になります。これにより、企業は施策の効果を測定するためのKPIを設定することができ、各部門の特徴に応じた具体的なアプローチ方法を見出すことができます。

過去の調査結果によれば、企業内のコーポレート系社員はキャリア自律度が高く、現場社員は比較的低いといった傾向が見られます。このデータを基に、企業は適切なキャリア施策を立案し、実施の際に生じる課題を事前に把握することができるのです。