仙台BOSAI-TECH実証実験支援プログラム
最近、株式会社JDRONEが「仙台BOSAI-TECH実証実験支援プログラム」に採択され、フルスピードで防災関連技術の実証に乗り出します。このプログラムは、仙台市が産業振興の一環として実施しているもので、防災課題の解決を目指した企業向けの支援プログラムです。
実証実験の内容
初めての実証実験は、2024年11月3日に塩竈市で行われ、「防災・減災フェアinしおがま」にて、ドローンを用いた物資輸送の実証が予定されています。このイベントは、地域の防災意識を高めるための重要な機会です。
物資輸送実験では、塩竈市の北浜緑地公園から浦戸諸島の朴島へ、ドローンを利用しての物資搬送が計画されています。これにより、災害時の迅速な物資供給能力のテストが行われます。実証に使用されるドローンは、衛星およびLTE通信を搭載したFAZER R G2(通称:きびたき)です。
防災へのドローン活用に期待
さらに、この実証実験では、様々な防災アプリケーションに利用可能なドローンのデモ飛行も行います。参加者は、これらの最新技術が実際にどのように運用されるのかを目の当たりにすることができます。
一般の方々や自治体、官公庁の防災担当者も見学できるため、多くの人々に防災・減災への意識を持ってもらう良い機会として期待されています。塩竈市では、震災の教訓を生かし、防災意識の醸成に努めています。
イベントの詳細
- - 実施日: 2024年11月3日(日)午前9時~正午
- - 開催場所: 湾ダフルしおがま海浜公園(北浜緑地公園)
- - 住所: 宮城県塩竈市北浜4丁目5−27
このイベントは、地域社会の連携を強化し、災害に対する備えを深化させる重要な一歩となります。参加希望の方は、事前に情報を確認の上、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
株式会社JDRONEについて
JDRONEは2019年に設立された企業で、東京都新宿区に本社を置いています。横浜、南相馬、仙台といった地域にサービスベースを展開し、防災分野へも積極的に技術導入を進めています。公式ウェブサイトでは、最新の取り組みや技術の詳細情報が随時更新されています。