株式会社ACWEBが社内で「ITスキル講義」を実施！エージェントの技術力向上を目指す

株式会社ACWEBが実施した「ITスキル講義」

ITエージェント業界に新たな風を吹き込むべく、株式会社ACWEBが社内で「ITスキル講義」を7月27日に開催しました。この企画は、エージェントコンサルティング事業を支える重要な施策の一環として行われ、エンジニアと企業のマッチング精度を向上させることを目的としています。

ITスキル講義とは？

SES業界では、技術者から寄せられる悩みが少なくありません。ある技術者は「希望に合っていない案件ばかり紹介される」と漏らし、また別のエージェントは「Google検索しても情報が理解できない」といった声を上げています。多くの場合、案件や技術者を選定する際の情報収集は、単なるキーワード検索のみで行われているのが実情です。この状況を打破するべく、「ITスキル講義」がスタートしました。

この講義では、エージェントの課題を解決するために、商材への理解を深め、技術者の満足度を高める方法が模索されています。「ITスキルを理解した交渉術」を学ぶことで、エージェントがクライアントのニーズをより正確に把握できるようになり、結果としてSES業界全体の革新へとつながることを目指しています。

エージェントコンサルティング事業の重要性

ACWEBは、エージェントコンサルティング事業を通じて、個人に依存することなく「営業力」を強化しています。会話能力や信頼構築力だけでなく、ITスキルの理解を持たせることによって、属人的なビジネスモデルから脱却し、安定性のあるSES事業へとシフトしていくことが可能です。講義を受けたエージェントは、クライアントとのやりとりが格段に円滑になり、その結果、信頼を獲得することが期待されます。

代表木村謙太氏の情熱

この講義を主導した代表取締役の木村謙太氏は、「エンジニアとクライアント企業が共に幸せになれるように」との強い想いを持ってこの事業を cornerstone に掲げています。木村氏は1991年に東京で生まれ、琉球大学を卒業した後、2018年にACWEBを設立し、短期間で大きな成長を遂げました。彼は「SES業界のネガティブなイメージを払拭したい」という信念で、固定マージンの導入やチームのITスキル理解度向上に力を入れています。これにより、設立から3年で年商8億円、5年で17億円という成長を実現しました。

さらに、2024年1月には「SES営業1年目の教科書」を出版予定で、SES営業の理想像を追求し続けています。