フランス漫画界に新たなデジタル革命!Glénat社がMangas.ioに参入
フランス最大の漫画出版社であるGlénat社が、フランス語圏最大のデジタル漫画プラットフォームMangas.ioへの参入を発表しました。これにより、多くのフランス語圏の漫画ファンにとって、人気作品へのアクセスが容易になります。
Mangas.ioは、26社ものフランスの主要な漫画出版社と提携し、多様な作品をデジタル配信しているプラットフォームです。今回のGlénat社の参加は、Mangas.ioの更なる充実、そしてフランスのデジタル漫画市場における大きな一歩となるでしょう。
Glénat社が提供するラインナップ
Glénat社は、第一弾として『BLEACH』、『亜人』、『シャングリラ・フロンティア』、『寄生獣』といった、日本でも高い人気を誇る作品を配信します。これらの作品に加え、『宝石の国』、『ブラックキャット』といった人気作品もラインナップ。さらに、Glénat社オリジナル作品である『Horion』、『Wind Fighters』、『RedFlower』、『Diablomachia』など、多様なジャンルの作品が配信される予定です。これにより、読者にとって幅広い選択肢が提供され、デジタルプラットフォームならではの利便性と魅力が最大限に活かされます。
関係者コメント
Mangas.ioの創設者兼CEOであるロマン・レニエ氏は、Glénat社との提携を「大変嬉しく思う」とコメント。子供の頃からGlénat社の作品に触れてきた自身の経験に触れ、今回のコラボレーションに強い喜びを表しました。
Glénat社の取締役ブノワ・ポレ氏は、漫画のデジタル化が作品との新しい接し方をファンに提供すると述べ、Mangas.ioのアプローチを高く評価。フランスの電子マンガ市場の発展に貢献できることを喜んでいます。
Glénat社の編集長稲葉里子氏は、配信作品について、「誰もが知っている超有名な作品から、掘り出し物、そして将来有望なフランス人漫画家の作品まで、多種多様なラインナップを用意しました」とコメント。デジタル配信ならではのメリットとして、様々なジャンルの作品を同時に提供し、読者と作品を繋げる機会を最適化できる点を強調しました。
Mangas.io とは?
Mangas.ioは、フランス語圏の漫画出版社26社と提携し、正規電子版の漫画作品を提供するプラットフォームです。iOS、Android、Webで利用でき、作品の情報、映像化などの二次展開情報、紙版購入への導線なども提供し、フランスの読者にとって幅広い選択肢を提供しています。利用料金は、スタンダードプランが月額6.99ユーロ、プレミアムプランが月額8.99ユーロです。(2024年11月14日から)
まとめ
Glénat社のMangas.io参入は、フランスのデジタル漫画市場に大きな影響を与えるでしょう。人気作品をデジタルで手軽に楽しめるようになり、より多くの読者が漫画の世界に触れる機会が増えることが期待されます。今後の展開にも注目です。