FireworkとSUPER STUDIOが協業、動画販売とライブコマースを推進

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Firework Japan株式会社（以下、Firework）と統合コマースプラットフォームを提供する株式会社SUPER STUDIO（以下、SUPER STUDIO）が新たに協業を開始しました。これにより、ECサイトでの動画の掲載やライブコマースの実装が簡単に行えるようになります。サイトにタグを設置するだけで、企業は自らの商材を視覚的にアピールし、顧客とのインタラクションを活性化できます。

協業の背景と目的

Fireworkは、企業の顧客体験を向上させるため、動画コミュニケーションを活用し、これまでに多くの企業をサポートしてきました。一方、SUPER STUDIOが提供するecforceは、ECサイトに関わる販売から顧客体験までを最大化するためのプラットフォーム。両者の協力により、ecforceを利用する企業は、短期間で動画を組み込んだECサイトを構築できるという大きなメリットがあります。

機能的な利点

具体的な利点としては、ecforceで作成したECサイトにFireworkのショート動画プレイヤーを設置でき、企業自身が制作した動画や、SNSユーザーが投稿したUGC（ユーザー生成コンテンツ）をアップロードして掲載できる機能があります。この機能により、顧客にダイナミックで魅力的な購買体験を提供することが可能です。また、ライブコマース機能を利用すれば、リアルタイムで顧客とコミュニケーションを取りながら販売を行うことも容易です。

ライブコマースの豊富な機能

Fireworkが提供するライブコマースは、コメント機能や商品リンク設定だけでなく、商品を紹介しながら別のページに遷移させることができるPinP（ピクチャーインピクチャー）機能を搭載。これにより、ユーザーは視聴しながら簡単に商品を購入することができます。また、各種SNSで同時にライブ配信を行うことも可能なため、販促の幅が広がります。

新プランの提供

協業のスタートに伴い、Fireworkは「Fireworkフリープラン for ecforce」を2024年10月23日から期間限定で提供します。このプランでは、ecforceを導入している事業者は、Fireworkのショート動画機能を特別料金で利用できるため、試しやすい環境が整っています。対象となるのは、現在Fireworkを利用していない事業者です。

成果を証明する実験

SUPER STUDIOの自社D2Cブランド「(ふつうの)ショップ」において、Fireworkを使った実証実験が行われ、ショート動画をECサイトに掲載したところ、CVR（コンバージョン率）が413％向上する結果が得られました。このデータは、動画の力がECにおいていかに重要であるかを示しています。

今後の展望

今後は、Fireworkとecforceの機能連携を強化し、さらに多くの事業者に向けて、ウェビナーやセミナーを開催予定です。これにより、ユーザーに対して有益な情報を提供し、彼らの売上やLTV（顧客生涯価値）向上をサポートしていく考えです。

企業がこの協業から得られるのは、ただの広告手段ではなく、顧客との深いインタラクションやブランドの価値を高めるためのツールとして機能することでしょう。顧客体験を最大化し、ECビジネスの新しい可能性を切り開くこの動きに、業界全体が注目しています。