現代万葉集発表
2011-09-26 15:33:25
河瀬直美監督の現代万葉集『万葉のまなざし』が遂に発表
河瀬直美監督が贈る現代の万葉集『万葉のまなざし』
映画『朱花の月』の河瀬直美監督が、現代に息づく感情と風景を融合させた新たな作品『万葉のまなざし』を完成させました。この現代万葉集は、多くの人々から寄せられた写真と言葉を基に編纂され、今の時代によくマッチした形で表現されています。
万葉集の精神を現代に引き継ぐ
日本最古の歌集と呼ばれる万葉集に詠まれたのは、人々の感情や日本の美しい風景でした。河瀬監督は、この古代の精神を大切にしつつ、現代の形で表現することに挑んでいます。写真とコトバの融合を通じて、古代の思いを新しい形で伝える試みが、今の世の中の人々にどのように響くのか、非常に興味深いところです。
PHOTOPRESSOを活用した創作活動
制作に際して、河瀬監督はキヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供する「PHOTOPRESSO」を使用しました。このサービスでは、ユーザーが持つ写真と言葉を組み合わせて、1冊からオリジナルの本を作ることができます。この新しい表現手段により、多くの人々の思いが形にされ、未来に向けてのメッセージが発信されています。
現代の万葉集の公開について
『万葉のまなざし』は、9月23日から公開されることが発表されており、PHOTOPRESSOの公式サイト内のギャラリーで全ページを見ることができます。また、劇場やカフェなどでも実物の本が展示される予定です。観る私たち自身が、写真とコトバが織りなす情景を通して、一瞬の美や感情に触れることができる貴重な機会です。
映画『朱花の月』との連動性
河瀬直美監督の映画『朱花の月』は、飛鳥の地で愛する人を待ち続ける男女を描いた物語です。このストーリーにインスパイアを受けた『万葉のまなざし』は、過去と現在を繋ぐ重要な架け橋となっています。観客は、映画を通じて作品に込められた深い思いを感じ取り、さらにこの新しい本を手にすることで、より多角的に作品を楽しむことができるでしょう。
展示や公開について
作品の詳細に加え、映画『朱花の月』の関連情報もチェックしてみてください。公式サイトでは、映画に関する最新情報や、現代万葉集に関する特別な展示の情報が随時更新されています。
多様な表現方法が共存する現代において、ひとつのメッセージがどのように伝えられるのか、私たちもその一部として体験できることに期待が高まります。ぜひ、映画と本を通じて、河瀬直美監督の世界観を堪能してみてください。
会社情報
- 会社名
-
合同会社 東風
- 住所
- 東京都新宿区歌舞伎町2-42-11カーサ新宿705
- 電話番号
-
03-5155-4362