#理美容業界 #日本ヘアカラー工業会 #田尾大介

日本ヘアカラー工業会（JHCIA）は新たに会長に田尾大介氏（株式会社アリミノ）を迎え、業界の発展に向けた新しい方針を打ち出しました。副会長には、蓮見基充氏（花王株式会社）、水野真紀夫氏（ホーユー株式会社）、武田靖史氏（株式会社ミルボン）が就任し、理美容業界全体の発展に寄与するための組織体制が整いました。

田尾新会長は、就任にあたり理美容業界における手荒れの問題に特に注力することを強調しました。手荒れは多くの理美容師にとって深刻な問題であり、離職率を高める一因とされています。そこで、JHCIAとしてはその解決に向けた具体的な取り組みや支援を推進し、安心して働ける環境作りを目指します。

新会長の提案するビジョンには、ヘアカラーリングを楽しみながら、消費者に「ウキウキ感」や「ワクワク感」を与えられる社会を実現することが含まれています。JHCIAは、「より安全に、安心してヘアカラーリングを楽しめる社会」をミッションに掲げ、生活の質（QOL）の向上を図ることで、我々の人生を応援することを目指しています。

また、将来的には消費者価値の多様化、高齢化、国際化といった市場の変化にも柔軟に対応し、業界全体での取り組みを進める計画です。これにより、消費者のニーズに応える新たな製品やサービスが提供されることが期待されます。

JHCIAは、設立以来これまでに、ヘアカラー業務における自主基準の作成や改正、安全性の基準や規制情報の収集、消費者向けの啓発活動、理美容師への調査実施などを行ってきました。現在、正会員は35社、賛助会員は15社で、業界内での協力関係も強めています。

新会長に就任した田尾氏は、手荒れの問題解決に向けて具体策を講じ、業界全体の意識を高める努力をするとともに、消費者が安心してヘアカラーを楽しめる環境を作りたいと述べています。

今後、その具体的な取り組みについても注目が集まるところです。JHCIAがリードする新しい時代のヘアカラー市場に期待が寄せられます。

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