2025年パナソニックのNPO/NGOサポートファンドが始動！貧困解消支援の新たな一歩

パナソニックのNPO/NGOサポートファンドが2025年に再始動！

パナソニックホールディングスは、2025年の7月15日より「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」の新規募集を開始します。この助成プログラムは、特に貧困解消に取り組むNPOやNGOの組織基盤強化を目的としています。特に、貧困問題は国際社会全体での解決が求められている重要な課題であり、パナソニックは企業の社会的責任としてこの問題に積極的に取り組んでいます。

助成プログラムの概要

このファンドには、「海外助成」と「国内助成」という二つの主要なプログラムがあり、それぞれ異なるニーズに応じた支援が提供されます。海外助成は、新興国や途上国のNGOが貧困解消に向けた活動を行うための支援を行い、国内助成は日本国内のNPOが同じ目的に取り組む際の助けとなることを目指しています。

具体的な助成内容

助成された団体は、組織診断を行うことで自身の活動のどこに課題があるのかを明確にし、その結果をもとに組織基盤の強化に向けた計画を立てることが可能です。1年目には組織診断を受け、2年目からはその結果に基づいて具体的な改革に取り組むことが求められます。これにより、NPOやNGO自身の運営方法を見直し、効率的に貧困問題に対応する力を養うことが期待されます。

助成金額と期間

助成金の上限は、「組織診断からはじめるコース」が150万円、「組織基盤強化コース」が200万円と設定されています。この助成プログラムは、2026年1月から12月の1年間にかけて実施されます。また、助成総額は海外助成と国内助成合わせて3,000万円です。

貧困問題とパナソニックの役割

パナソニックの創業者である松下幸之助氏は、「企業の社会的使命は、貧困をなくすことだ」と述べています。この理念を基に、パナソニックは2001年に「Panasonic NPOサポートファンド」を立ち上げ、以来、646件以上の助成を通じて大きな貢献を果たしてきました。最近では、特に2025年に募集を開始するファンドは、SDGsの目標1「貧困の解消」に基づいた取り組みを強化し、社会全体での支援を促進することを目指しています。