"私のMacとパソコン黎明期の体験史" のご紹介
株式会社インプレスが新たに発行した『私のMacとパソコン黎明期の体験史』は、著者でありアプリ開発者の松田純一氏が、日本におけるパソコンとMacの黎明期を振り返る貴重な書です。この本は、1977年に始まった彼の冒険の物語を、独自の視点で描いています。
目次の見どころ
本書は以下の章から構成されています。
- - はじめに
- - マイコンとの出会い
- - Apple IIの魅力
- - Macとグラフィックス
- - 多くの出版社との縁
- - 起業し、アップル・デベロッパーに
- - あとがき
松田氏は、初めてワンボード・マイコンを手に入れたときの感動を語り、その後の人生を変えたApple IIやMacintoshの魅力について詳しく述べています。特に、Apple IIを購入した際のエピソードや、その後のMacintoshとの出会いが、彼のキャリアを構築していく様子を感じさせます。
著者の背景
松田純一氏は東京都北区で生まれ、平凡なサラリーマンから一転、パソコンに魅了されていきました。特に、1989年に設立した株式会社コーシングラフィックシステムズでは、さまざまなMac向けアプリケーションを開発し、広く認知される存在となりました。彼の開発した「ColorMagician II」や「VideoMagician II」は、多くのユーザーから支持を得る代表的なソフトウェアとなりました。
さらに、松田氏は2000年代初頭に開催されたWWDC(世界開発者会議)で、最優秀技術賞を受賞。この栄誉は、彼の技術力とクリエイティブな発想の証明でもあります。本書には、彼自身が手がけた業界の魅力や、様々なエピソードが詳細に綴られています。
書籍の販売情報
電子書籍版は1,800円(税別)、印刷書籍版は2,600円(税別)で販売されています。販売ストアには、Amazon Kindleや楽天kobo、Apple Booksなど、多くのプラットフォームがあり、購入者は情報を手軽に入手可能です。
この本は、パソコン黎明期を知る上での貴重な資料として、またテクノロジーの変遷を考えるきっかけとして、多くの読者に親しまれることでしょう。松田氏の視点を通して、日本におけるマイコンとMacの歴史をじっくりと感じ取りながら、彼の情熱に触れてみてください。読者にとって、この本は単なる書籍ではなく、パソコンの歴史を共に歩んだ友として、長く愛されることでしょう。