JR西日本グループ事業共創プログラム『ベルナル』最終審査会の結果報告と新たな挑戦

JR西日本グループ事業共創プログラム『ベルナル』最終審査会の結果報告

2023年8月29日にJR西日本グループの事業共創プログラム『ベルナル』の最終審査会が行われました。このプログラムは、社会や地域の課題解決を目的として、スタートアップ企業との協業を促進する内容で、今回は新たに事業化に向けた案件が決定しました。

最終審査会の概要

最終審査会は大阪市のコングレスクエアグラングリーン大阪で開催され、多くの企業が参加しました。審査を行ったのは、西日本旅客鉄道のビジネスデザイン部長や、いくつかの企業の代表者で構成されたチームです。参加企業には、株式会社ルグランやPathfinder株式会社、hab株式会社などが名を連ねました。

受賞結果と協業事業の決定

このたびの最終審査では、以下のような受賞結果が発表されました。

- ベルナル大賞：hab株式会社（代表取締役兼CEO 豊田洋平）
- 優秀賞：株式会社ルグラン（代表取締役：泉浩人、山辺仁美）
- 敢闘賞：Pathfinder株式会社（代表取締役：小野崎悠介）

特にhab株式会社は、JR西日本グループとの協業事業において、「送迎付学童事業」の実装に向けて本格的な検討を開始することが決定しました。この事業は、habが提供する送迎プラットフォームとJR西日本のアセットを組み合わせて、2026年4月以降の実施を目指しています。

2025年度の募集開始について

さらに、JR西日本グループは9月1日から2025年度の参加企業を募集します。このプログラムは、スタートアップ企業が持つ潜在能力を活かし、共に成長を目指すものです。参加要件には、法人登記されていることから、初期プロダクトの市場投入や成長戦略に取り組んでいる企業に向けた内容が含まれています。

募集期間や応募方法

- 募集期間：2025年9月1日（月）〜2025年10月31日（金）23:59
- 応募方法：特設WEBサイトからの申し込み
- 応募要件：法人登記があり、事業仮説の検証を終えた企業

参加企業は明確に市場ニーズに応えられることが求められます。

hab株式会社の紹介

hab株式会社は、地域共創とテクノロジーでこどもの社会インフラを創出することを目指しています。特に、子ども施設向けの送迎業務を提供し、こどもたちの体験の機会を最大化する取り組みを行っています。彼らのミッションは、少子化時代における子育て世帯の課題に応えることで、地域と共に成長することです。

このように、JR西日本グループの『ベルナル』プログラムは、今後も社会に貢献する事業を育てる場として注目されていくことでしょう。スタートアップ企業にとっても、ビジネスの拡大に向けた貴重な機会となります。皆さんもぜひ、今後の展開を注目してください。