アートの新拠点誕生
2025-02-12 15:18:46

外苑前に新たなアート拠点「トーキョーミューラルスクエア」の誕生

青山の中心、外苑前に新しいアートの拠点が誕生しました。その名も「トーキョーミューラルスクエア」。これは、株式会社OVER ALLsが展開する新たな試みで、毎月、興味を引く人物やトピックをテーマにした壁画が施されるスペースです。そしてこの壁面は、ニューヨークのタイムズスクエアのように、アートを通じてメディアとしての役割も果たすことを目指しています。

OVER ALLsの本社ビルは、青山通りに面しており、その壁面が新たな芸術空間として生まれ変わります。この取り組みでは、過去に大谷翔平選手やトランプ元大統領、さらには漫画家の鳥山明先生など、数々の著名な人物をテーマにした壁画が制作されています。特に注目すべきは、2024年12月に予定されている鳥山先生に捧げるドラゴンボールの壁画です。これは、彼への哀悼と敬意を表す作品になるとされています。

トーキョーミューラルスクエアは単なるアートギャラリーではありません。アートが「ノイズ」として街に新たな視界を提供する役割を担うことが目指されています。整然とした青山の街並みの中、アートがもたらす驚きとは、普段の風景に潜む新たな視点を私たちに提示することです。このような視点の変化は、周囲の人々の思考を刺激し、町の活性化にも寄与します。

また、この空間は社会的な関心を引き寄せるための場所でもあります。アートを通じて時事的テーマを表現することで、訪れる人々に対話のきっかけを与え、発信力を高めることができます。まるで都市の中心でメッセージを訴えかけるように、様々な問題提起をアートで行います。これにより、時代の風潮や市民の意見を反映した「報道としてのアート」が確立されることを期待しています。

さらに、トーキョーミューラルスクエアのビジョンには、都市におけるパブリックアートの未来を広げるという大きな夢があります。街の中にアートを融合させることで、文化的価値を生み出し、訪れる多くの人々がその作品を楽しみ、撮影し、共有する場を創出することを目指します。これにより、アートが地域の象徴やコミュニティのアイデンティティを形成する一翼を担うことになるのです。

このプロジェクトは、毎月の壁画のリニューアルを行い、普段はなかなか見ることのできない「描く瞬間」にも触れることができる機会を提供します。来る度に違う景色が広がるこの場所で、アートとの新しい出会いを楽しめること間違いなしです。

OVER ALLsの目標は、ミューラルアートを通じて人々に「WOW!」の感動を届けることです。全国各地で活動を展開し、地域の特性や人々の思いを反映した作品を次々と生み出しています。今後も、アートの力を用いて社会に貢献し続ける姿勢は変わりません。

最後に、トーキョーミューラルスクエアは青山通りの中心に位置し、さまざまなテーマの壁画が描かれることで、地域の重要なアートスペースとして認知されていくでしょう。この新たな試みが、今後どのような方向性で進化していくのか、非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社OVER ALLs
住所
東京都港区南青山2-26-35
電話番号
03-6304-7212

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