がんと向き合うランナーたちが集う「OUTRUN CANCER with FREE10」開催

OUTRUN CANCERとは？

「OUTRUN CANCER」は、がんと共に生きる仲間たちを支援するための重要なコミュニティであり、その一環としてチャリティーランニングイベント「OUTRUN CANCER with FREE10」がでは、がんにぎやかに取り組む姿勢を示し合う場が提供されます。2021年9月11日、東京の新豊洲Brilliaランニングスタジアムで行われる本イベントは、ただのランニングイベントにとどまらず、がんの現実を理解し、共感し、支え合う空間となることを目指しています。

イベントの概要

本イベントの特徴は、従来のランニングイベントのようにスタートとゴールが固定されていない点です。あらかじめ定めたフィニッシュエリアに向かう形式で、各参加者が自由にスタートすることができます。この新しいスタイルは「FREE 10」と呼ばれ、スマートフォンを用いたアプリで進捗を確認しながら、自分のペースで走ることができるという自由さが魅力です。"

参加者たちは、フィニッシュエリアに集まる際に、別々の地点からそれぞれのストーリーを持った仲間として集結し、一体感を感じることができます。

大嶋バニッサの想い

本イベントの主催者であるハート・データ株式会社の大嶋バニッサ氏は、自身の経験を活かして「がんと生きる」ことの大切さを伝えたいと考えています。自身もがんに罹患した経験を持つバニッサさんは、自分だけではなく、がん患者そのものやその家族を支えるために、より多くの人々と経験を共有し、コミュニティを広げていきたいという強い意志を示しています。彼女の言葉を借りれば、「我々は一人じゃない。みんなでつながり、共に戦うのだ」というメッセージが込められています。

特別ゲストとともに

当日は、元東洋大学の箱根駅伝ランナーであり、HOKAのアンバサダーである柏原竜二さんが参加し、トークショーを行います。柏原さんは、がんの闘病を乗り越えたランナーに向けた励ましの言葉を語り、ランニングのヒントも多数提供してくれる予定です。また、バニッサさんとの対談を通じて、がんと向き合う姿を多くの人々に発信し、理解を深めてもらう機会にもなります。

参加方法

参加を希望する方は、2022年8月16日から9月1日までの期間に申し込みが必要です。参加費用には、500円の保険料と、3,000円の寄付金を含むTシャツ代が含まれます。この寄付金は、MAGGIE’S TOKYOに寄付され、がん患者や家族への支援に役立てられます。ホスピタリティとして提供されるフリードリンクやスナックも用意され、参加者同士での交流も楽しめます。