Affectivaが感情AI技術革新のために1400万ドルを調達!
Affectiva、1400万ドルの資金調達を発表
感情認識技術の分野でのリーダーであるAffectivaがこの度、1400万ドル(約15億円)の資金を調達しました。この資金は、同社のさらなる技術革新と新しい市場への拡大をサポートすることを目的としています。Affectivaは前回も2000万ドル(約22億円)を調達しており、今後の展望に大きく期待が寄せられています。
Fenox Venture Capitalによる支援
今回の資金調達のリードインベスターであるFenox Venture Capitalは、日本のITおよびヘルスケアサービス大手であるCAC Holdingsやゲーム大手セガサミーホールディングスが同社に投資したこともあり、注目されています。このような強力なバックアップがあることで、Affectivaは感情AI技術の進化を一層加速させるでしょう。
新しいリーダーシップチーム
Affectivaは、ニコラス・ランゲベルド氏を新たな会長に迎え、共同創設者のラナ・エル・カリウビ博士がCEOに就任しました。彼らは、感情データを活用したさまざまな産業へのアプローチを進める意気込みを示しています。ランゲベルド氏は、「感情データを利用する方法に関心が高まっている中、ゲーム、医療、ビデオ通信など新分野に挑戦します」と語っています。
Affectivaの感情AI技術の活用法
Affectivaの感情認識技術は、ゲーム、広告、医療、自動運転車など多岐にわたり活用されています。ゲーム開発者はプレーヤーの感情に応じてゲームを調整することができ、医療においては患者の状態に適したアプリが開発可能になります。またウェブセミナーでは、聴衆の反応に基づきプレゼンターがリアルタイムで話し方を調整することが可能になるのです。
Emotion AIの未来
感情AIはますます重要性を増していくとラナ博士は考えています。「私たちは、モバイルデバイスやIoT製品に感情AIを搭載することが一般的になると見ています。この進展によって、ユーザーとのインタラクションが一層豊かになることでしょう」と述べています。これにより、様々な分野で新たなイノベーションが生まれる可能性は高いです。
Fenox Venture Capitalの立場
Fenox Venture Capitalのアニス・ウッザマン氏は、Affectivaの技術が今後の感情AIのコアプラットフォームになると強く期待を示しています。AffectivaはMIT Media Lab出身のスタートアップとして、感情分析の最前線での革新的な動きを続けています。
最後に
Affectivaの技術を使用することで、1400以上のブランドが消費者の感情に基づく分析やインサイトデータを収集し、製品開発やマーケティングに活用しています。同社のウェブサイトでは、技術の詳細や最新情報が提供されています。今後の彼らの動きに注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパン
- 住所
- 東京都品川区西品川1−1−1住友不動産大崎ガーデンタワー9階トンネル東京
- 電話番号
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03-6417-4570