仕事と飲酒の歴史
2026-03-09 12:22:34

日本における仕事と飲酒の関係を解明した新書が話題に!

仕事と飲酒の歴史をひも解く新書の登場



株式会社KADOKAWAから出版された右田裕規氏の新書『「酔っぱらい」たちの日本近代』が、各種メディアで話題を集め続けています。本書は、「仕事」と「飲酒」の不思議な結びつきを歴史的に探求しており、これが多くの読者の興味を引いて重版が決定した理由です。

なぜ飲酒が仕事の一部として位置づけられるのか?



現在、日本の企業文化においては、上司が部下を花見や新年会に誘うことが一般的です。一見すると、こうした飲酒の場はコミュニケーションの一環とも言えますが、実際には深い歴史的背景が存在しています。歴史を遡ると、近世の日本では昼酒が一般的で、祝祭日には酔い潰れることすら「マナー」とされていました。しかし、明治以降の都市化とともに、飲酒のスタイルは徐々に変化し、今では仕事終わりに飲酒し、通常は終電で帰るという習慣が定着しています。

飲酒と仕事の歴史的背景



本書では、飲酒と仕事の関係を次のように解説します。
  • - 第1章 つぶれるまで飲む――近世の飲酒スタイル では、古代の日本人がどのように酒を楽しんでいたのかを詳細に探ります。特に、酒が祝祭の中で既に重要な位置を占めていたことを強調しています。

  • - 第2章 仕事帰りに飲む、終電で帰る――昼酒慣行の終焉 では、明治以降の社会変化とともに飲酒の習慣がどのように変わったのかについて解説しています。昼酒が廃れ、ビジネスの場面では仲間との飲み会が重要視されるようになった経緯を探ります。

  • - 第3章 曖昧な仕事と飲酒――酒席の労働化 では、会社の飲み会が労働の延長と見なされることが多い現代における問題点について論じています。

  • - 第4章 飲んで、燃料補給する――ガソリンとアルコール は、飲酒文化が経済的な側面からどのように影響を与え合っているかを分析しています。

  • - 第5章 米から麦へ――あらたな飲酒文化 では、従来の日本酒に加えて、ビールやクラフトビールなど新たなアルコール文化の台頭を取り上げています。

メディアでも注目を浴びる著者



右田氏は社会学者として、人々の生活様式や時間に関して深く掘り下げた研究をしてきました。本書がメディアで取り上げられた結果、話題となったのも納得です。特に、「日本経済新聞」「読売新聞」「朝日新聞」といった主要紙でも取り上げられ、その評価が高まっています。

まとめ



本書『「酔っぱらい」たちの日本近代』は、単なる飲酒に関する書籍ではなく、仕事と社会の密接な関係を示す文化的作品でもあります。興味がある方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。

【書誌情報】
書名:『「酔っぱらい」たちの日本近代』
著者:右田裕規
発売日:2025年12月10日
価格:1,034円(本体940円+税)
ISBN:9784040825298
発行:株式会社KADOKAWA
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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
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